今回より新説フィボナッチ変動分析の分析プロセスに入ります。当然の
ことながら限定記事です m(_ _ )m
新説フィボナッチ変動分析は従来のフィボナッチ分析と異なる点が複数
あり、今回の内容も異なる点です。
見方は至って単純なのでサクッとマスターしましょう (^-^)/
【波動形態を調べる】
新説フィボナッチ変動分析は従来のフィボナッチ分析と同じく、
・ トップの価格
・ ボトムの価格
を取得します。ただ、取得の際に波動形態も把握しておく必要があります。
この点は従来のフィボナッチ分析と異なる点です。
では具体的に波動形態を解説していきます♪
【波動形態】
波動形態は3つあります。まずは3つの波動形態を紹介しましょう (^-^)/
非常に聞き覚えのある波動形態だと思われる方もいるでしょう。そうです、
一目均衡表の波動形態と同一
なのですね (;^_^A
では、なぜ波動形態が必要かといいますと・・・
予測ポイントを導く (ノ゚ο゚)ノ
ためです。つまり、「上げる予定」か「下げる予定」かを識別するためなの
ですね。そして波動形態は取得したトップとボトムの価格を準じた形態と
なります。例えば例題チャートでは、
ボトムとトップの価格を取得してますが、価格取得と同時に波動形態も把
握しなくてはいけません。例題の波動形態はI波動かN波動かのどちらか
になります。ちなみに、IとN波動のどちらかに限定する必要はありま
せん。その理由は次の予測ポイントで解説します。
では、次に波動形態による予測ポイントについて解説します。
【予測ポイント】
予測ポイントとは、新説フィボナッチ変動分析において、次にボトムが来る
のかトップが来るのかを予め予測することを意味します。予測ポイントを
導くには波動形態が必要となります。では、波動形態と予測ポイントの関
係を示します。
■ I波動とN波動の場合
ボトム ⇒ トップと価格を取得した場合 ⇒ 予測ポイントはボトム
トップ ⇒ ボトムと価格を取得した場合 ⇒ 予測ポイントはトップ
■ V波動の場合
ボトム ⇒ ボトムと価格を取得した場合 ⇒ 予測ポイントはボトム
トップ ⇒ トップと価格を取得した場合 ⇒ 予測ポイントはトップ
となります。I波動とN波動を区別する必要が無い理由は、どっちも同じ予
測ポイントになるためです。V波動とI波動・N波動は全く別物なので、どの
波動か迷うことはありませんね (^-^)/
例題チャートで例をだしましょうか♪
これはI波動かN波動ですね!そして『ボトム ⇒ トップ』の順で価格を取
得していますので・・・
I波動・N波動 ボトム ⇒ トップで価格を取得 ⇒ 予測ポイントはボトム
となります。以上が波動形態から導く予測ポイントです。もちろん、予測ポイ
ントは分析の最中に真逆になる条件があります。あくまでも初期地点での
設定と捉えてください。とは言っても、急な切り替えし場面以外は、多くが予
測ポイントそのままになると思います。
【まとめ】
新説フィボナッチ変動分析において従来のフィボナッチ分析と異なる点が
既に登場していますが、異なる点の中でも特殊なのが波動形態です。
なんせ、
ボトム ⇒ ボトム
トップ ⇒ トップ
という価格の取得もありますので従来のフィボナッチ分析よりも、より多くの
場面に適用可能でしょう。適用範囲という点では既に従来のフィボナッチ分
析を超えているとも考えられます。
次回は計算がありますが簡単なので順にマスターしていってください (b^-゜)