8月26日(日)、6時半に家を出発。8時50分に東京駅到着。

私の最初の計画では、このとき、どこか他の人の通行の妨げにならない場所を見つけて、プライオリティシーティングの当日枠に挑もうと思っていたけど、面倒だったのと、ホテルの送迎バスの時間の都合もあるので、それは諦めた。そして、舞浜駅から送迎バスに乗り、ホテルに着いたのが、10時前。すぐに荷物を預け、10時15分発のホテルのバスで、ディズニーシーへ。直接ディズニーリゾートへ行くバスは、この時刻が最後。間に合ってよかった。

ディズニーシーに着いたたとき、あみにどう思うか聞いてみたら、
「うるさい」
との返事。うーん、確かに音量はすごいんだけど、気分を盛り上げるための音楽なんだけどなー。聴覚過敏なのかなー。

シーに入って、まずしたこと。空のポップコーンバケットを探すこと。メディテレーニアンハーバーのショップに置いてあるという情報があったので、行ってみると、あみの欲しいダッフィーのものはなかった。

それよりも、道中すれ違う子供の多くが抱いて歩いていた、ステラ・ルーといううさぎのぬいぐるみが気になっていたあみ。私と交渉の末、半額は自分が貯めたお小遣いから出すということで、ステラ・ルーをゲット。私としては、なんとかあみの気分を盛り上げたい一心からの散財。

それから、あみは、家に帰るまでずっと、ステラ・ルーを抱いて歩いた。

↑ダッフィーのポップコーンバケットとステラ・ルー

その後、11時過ぎ、とりあえず混まないうちにお昼にしようと、ザンビーニ・ブラザーズ・レストランへ。ほぼ並ばずに席につくことができた。食事をしていると、外から何やら大音響が。食事が終わり、外へ出ると、大音響が更に大きく。

ちょうどパイレーツ・バトル・ゲット・ウェットというショーの最中だった。近づいてみると、すごい水しぶき!前の方にいると、全身ずぶ濡れになるという話だったけど、三重に並んだ人々のその後ろ、そこから更に後ろにさがった位置でもかなり水がかかる。

水しぶきに、あみの気分はやや上昇。ショーは見えないのに、ぬいぐるみのステラ・ルーを父親に預け、私を伴って、どんどん近づいていく。水しぶきが飛んでくるたびに、大喜び。結構、長い間、水にかかって遊んでいた。ショーはどんどん盛り上がり、クライマックスには大砲の音。聴覚過敏なのか大きな音が大の苦手のあみは、ちょっと固まりかけたけど、なんとか持ちこたえ、フィナーレ。立っていた場所が、ちょうどショーに出演していたキャストの通り道で、ショーが終わって通っていく海賊たちとハイタッチすることができた。

このまま気持ちが盛り上がっていくかも、と思ったけど、甘かった。

「暑いー。疲れたー」
の連発。

並ぶのも嫌なら、待つのも嫌。待つのが嫌だと、ゲストアシスタントカードも使えない。

結局この日、乗ったのは、エレクトリックレールウェイとニモ&フレンズ・シーライダーのみ。

途中、暑い中、
「涼しい屋内で、ミュージカルショーを。開演までは飲食もできます」
とキャストに招かれ、吸い寄せられるように、ハンガーシアターに入場。30分以上待ち時間があったけど、あみも待つことができて、ショーを鑑賞。実は私はイマイチだったのだけど、あみは面白かったようで、何より。

その後、ヴォルケイニアレストランで夕飯を済ませるとすぐ、まだ暗くなるのもずっと先だというのに、
「ホテルに帰るー。ホテルの中が見たいー」
と言い始めた。

私はせっかく来たのだから、夜の風景も見たいと思うし、夫は夫でパークチケットの元を取りたいと思うので、そんな時間に帰りたくなかった。あみにそう言うと、今度は、
「1回帰って、また来るー」
と言う。

しかたがないので、一旦ホテルに戻って、チェックインすることに。

ディズニーシーからホテルへはバスが出ていないので、徒歩。でも、20分はかからないはずだった。出るときにホテルで道を聞いていたのだけれど、夫がスマホで調べて、別ルートを提案し、あみもその道がいいと言うので、2回迷って、何十分もかかって到着。

その日は、ホテルの大浴場に入って、のんびり。ディズニーシーに戻ることはなかった。ディズニーシーへ行くにもホテルに戻るにも、また歩かなくてはならないので、疲れていた私はそれでよかったのだけど、夫は、
「(チケット代が)もったいない」
と言って、ちょっとムッとしていた。

あみの楽しい顔、「楽しかった」の言葉は、この日は聞くことができなかった。

ディズニーシーは、ここまで。
次回は、ディズニーランド。