越後塩沢の 鈴木牧之の名著「北越雪譜」
その中で 長年 謎の現象とされてきた「渋海川のさかべっとう」
春のモンカゲロウとする説もあるが、私はオオシロカゲロウだと思う。
理由は2つ
春のお彼岸の頃には雪国では水生昆虫のスーパーハッチは考えにくいこと。
江戸時代は渋海川が凍結するほど、気候は寒冷であった。
天文瓊詳しい方ならご存知の マウンダー極小期だ。
もうひとつの理由はモンカゲロウは
オオシロカゲロウに比べてスーパーハッチの報告がみられないこと。
私は北越雪譜の記録は半年違いで
このオオシロカゲロウの秋の大量発注のことだと思う。