今日はYahoo!ニュースで面白い記事が出ていました!
”冷たい湖の底で発見されたiPhone 4が生きていた(BuzzFeed Japan) - Yahoo!ニュース” http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161211-00010002-bfj-sci #Yahooニュース
約1年前に湖に水没したiPhoneがなんと復活した!という記事です。
ちょっと信じられないような話ですが、水没時の条件としてはなるほど復活してもおかしくはない状態なんです!
今日はその条件をちょっと紹介していきたいと思います。
まず一つは
ずっと浸かり続けていた ということ。
水没でiPhoneが壊れてしまう理由のひとつに”サビ”があります。
ですが、サビは空気に触れることで発生する…ということで、逆に水に浸かりっぱなしだったのが良かったんですね。
次に
純粋な水だった ということ。
記事の中で”お米に入れておいた”とありますが、この方法でiPhoneが復活するのに有効なのは”純粋な水である”ことが条件となります。
お風呂の水やコーヒー、海水などでは”ただ乾かすだけ”では復活は期待できません。
むしろ乾燥させることでサビなどが発生し、復活できなくなる可能性が高くなります。
実は海に水没してしまった時なんかは、逆に
水道水に浸した状態で修理店に持ち込むことで復旧率が上がるとも言われています。
海水が付着していると内部に塩が残ってしまうので、できるだけその塩分を取り除こうという対策です。
最後に
自然に電源が切れた と想定されること。
これもまた水没でiPhoneが壊れる原因のひとつですが、”ショートしてしまう”という理由があります。
このほとんどが、水没した後に『電源が入るかな?』と電源ボタンを押したり、充電ケーブルに繋いでみたりすることが原因となります。
このケースの場合、湖に落としてしまってそのまま救いあげることもできず、恐らくそのまま自然に電源が切れてしまったためこの”ショート”が起きなかったのでは?と想定されます。
こんな感じで色々な条件がそろって無事1年ぶりに復活!できたわけですね!(*^^*)
………とは言え、氷のできるような極寒の湖だったりとかなり奇跡的な要素が多いには違いありませんね…(*'ω'*)
今日もお客様からご相談がありましたが、
お米に入れておけばiPhoneが問題なく復活する!
というのはネットでよく見かけますが、都市伝説みたいなものだと思ってください。(>_<)
仮に一時的に復旧したとしても、水没は
いつ電源が入らなくなるか
いつタッチが反応しなくなるか
いつ完全に壊れてしまうか
という爆弾を常に抱えている、と思って常にバックアップ!を心がけてくださいね!!