今晩は~音譜梅雨だというのに今日も暑かったですね~!はみ出し母ちゃんですぺこ








こどもつなぐ「迷子ひも」賛否

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/child care/?id=6119737



という記事がでていたのを、息子が見つけてLINEしてくれました。


キッズハーネスについて、色々なご意見もあるでしょうが、私が経験したことをちょっと聞いてもらいたいと思いました。


私は約20年前に、このキッズハーネスを使っていました。

我が家の息子は 発達障害のADHDで、歩き始めた頃から本当に目の離せられない子供でした(多動衝動性優位)。
すぐに第2子を授かったので大きいお腹では、車道に飛び出したり、川べを走って行ってしまう息子を追いかけることができなかったので、キッズハーネスを使うことを決めました。


当時のキッズハーネスは今のようにリュックがついていたり、羽がついていたりしない(ホントに犬のハーネスリードっぽい^^;)ものだったので、これを息子につけると思うと悲しくて切なくて、使用には本当に悩みました。




            BELLE MAISONさんの画像をお借りしました。


しかしADHDの息子は、思いもしないところで走りだし、命の危険を考えると・・・。



断腸の思いで、キッズハーネスをつけて買い物に出かけると、やはり見知らぬ方々が
「あら可哀想!!犬のコじゃあるまいし!!」と私に聞こえる大きな声で通り過ぎるのです。

これも1度や2度じゃありません。言われなくても冷ややかな目がいつもそこにはありました。


ひどい母親だと言われ、ツラくて恥ずかしくて真っ赤になりながら、
「私だって、こんなことしたくない!!でも大きなお腹で追いかけられない!!この子はこれがないと死んでしまうかもしれないの!!」と歯を食いしばって耐えました。





ちゃんと手をつないで、大人しく私のそばにいてくれる子だったら、私はキッズハーネスを使うなんて思いもしなかったでしょう。
しかし、ADHDの息子はそうではなかったのです。

いつも息子に対して申し訳ない思いをもっていたのは確かです。
私は強そうにみられるのですが、けっこう小心者で、通りすがりの人の目や心無い言葉に日々泣いていました。

しかし、キッズハーネスを使わなかったことで息子に何かあったときのことを考えると、私は何を言われてもそれを使わずにはいられませんでした。

息子の安全が第一
そのことだけを念頭において、耐えて母ちゃんは強くなっていきました。
・・・でもあの時のことを思い出すと、まだちょっと胸がチクっとしますけどね(^^;)。



息子にはその時の話をよくしていました。だから、こうやって記事を送ってくれるのでしょう。




この問題は本当に賛否があると思いますが、私のように本当に切羽詰った思いで、キッズハーネスを使っているお母様方がいることも事実です。
そのことを少しだけ知ってほしいと思い、今日はここに記事をUPさせて頂きました。



最後まで読んで頂き、有難うございました。