今晩は~音譜はみ出し母ちゃんですぺこ
お天気の良い『建国記念日』でしたね。みなさんはいかがお過ごしでしたでしょうか?






・・・続きです。

暑い夏が過ぎ、あっという間に秋がきて、そして12月にはいりました。
リカちゃんの具合も一進一退。日に日に痩せて、具合が悪くなるスパンも短くなり、点滴やお薬の注射の期間も短くなりました。

12月20日も過ぎた頃、リカちゃんはケージの中で眠っている時間も長くなってきました。


「入院させた方がイイのかな?」と何度も思いましたが、「することは同じですよ。」と。

4年前『チビ』が癌で亡くなった時は、入院させていました。
毎日チビくんの顔を見に行ってましたが、「おかーちゃん、ボクもう頑張れないからお家に帰りたい。」そんなことを訴えているようなチビくんの目。
「チビ、お家に帰るともっと苦しいから、ココで頑張ってね。」
そして、次の朝早くチビくんは病院で亡くなったのです。

ちゃんとリカを最期まで見届ける。たとえそれが他のコたちのようにツライ最期でも。
・・・でも、できれば神様、リカに辛い苦しい思いはさせないで下さい。


12月23日、その日は天皇誕生日のお休みの日でした。
前の晩から、リカちゃんの具合があまり良くなかったので、午後からお医者さんに連れて行こうと思っていました。
お昼から仕事のため夫と息子が出かけて行き、私一人。
今日はなんだかリカちゃんが不思議な行動を。いつもネンネしている場所に寝ず、何度出してもトイレシートの上にネンネするのです。
それになんだかボーっとして。
リカちゃん、年は越せないかもしれないと思いました。

リカちゃんは娘の猫なので、そのことを東京に住む娘に電話しました。
私:「リカちゃん、夕べからまた具合悪そうなので今日病院に連れてくね。それから、リカちゃん、おねーちゃんが帰ってくるまで持たないかもしれない。」
娘:「そんなに悪いの?」
私:「うん、それに今日は朝からトイレで寝たり、なんだかおかしい。声聞かせてあげて。」
娘:「リカ~ラブラブ

・・・と話していると目の前のケージの中でリカちゃんが、ク、クーっと痙攣をおこしました。
私:「え?!リカどうしたの?!リカ!!」
私:「○○、リカが死んじゃう!!声聞かせて! 呼んであげて!!」
娘:「リカ~!!リカ~!!」
受話器越しの娘の声を聞きながら、リカは静かに息を引き取りました。


突然の『お別れ』
私も受話器の向こうの娘も泣きじゃくっていました。
娘はすぐに富山に帰ってくると。

しばらくして、夫に電話を掛けました。

リカちゃんは本当に可愛い顔をしていました。
リカちゃん、苦しまずに逝けたのかな?


夜、娘が帰ってきて、二人で一晩中お線香の番をしました。



リカ、約半年の闘病生活でした。
どんなことができたのか?他の選択にした方が良かったのか?
今でも正解はわかりません。

でも、リカちゃんと過ごした15年の思い出は私たちの宝物です。
有難う。リカちゃんネコ







長い間、お付き合いくださいまして、有難うございました<(_ _)>。