遅い。
ぺーの喋りはゆっくりだ。
同じ歳の従兄弟はアコくらいの勢いで喋る。
「これ食べる？」
「さっき食べたから、いりません!!」
なんつう感じで。
ぺーとは比べ物にならない。
一説には
『ぺーくんはお兄ちゃんとお姉ちゃんが、代弁してくれるからじゃ？』
との意見もある。
言い得てミョー。
そんなろくすっぽ喋れないけど電話には出たがるのだ。異常に。
電話のニオイを嗅ぎ付け「代われ」と言う。どんな電話でも異常に。
受話器を持たせろ第一期突入（2～5歳）。
んで友人の中には３個持ちのママさんが数人いて
向こうも事情は一緒なので、電話しているとチビさまが「代われ」と騒いでいたりする。
お互い兄弟をじゅんぐりの廻ってしまって
しまいには誰と誰が話しているのかさえわからなくなる。
専用ホットラインが欲しい。赤電話でも用意しようかと思う。
大統領と直結電話みたいな。
ホットラインの一個としてあげられるのが実家。ひいおばあちゃんトコとか。
ちゅことで実家のばあちゃまへ電話した。
ぺーに受話器を持たせる。
２度かけたけど２度とも留守電。
すると
ぺー：「しぇっかく、ぺーがでんわ、かちぇたおにー」
せっかくぺーが電話かけののにー。
ため息交じり。
ぺーが『せっかく』を覚えた!!
(σ￣Д￣）σ
小躍りしちゃったよね（アタシが）
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