先週は彼のママの所へ遊びに行っていました。(1人で!)


4月から始まるインターンシップの前に、1度遊びに来てよ!というママの希望もあって、ママとは仲良しなので行ってきたのですが。


行く直前に日本での地震。毎日ネットで、私が見ていたところで何も変わらないとわかっていつつも、朝からずーっとパソコンにへばりついていたので、正直行ったところで楽しめるかな・・・と。


でも、ママはとても楽しみにしてくれているし、という事で行って来ました。


色々なサイトなどを見ていると、とにかく海外のメディアと日本のメディアの情報の温度差が激しいです。


どれが正しいのか、判断するのはもちろん難しいとは言え、海外の煽り過ぎのメディアに乗っかって即座に東京を離れる外国人。(外国人だけじゃないけども)


自分だけさっさと東京から脱出した後にfacebookとかで「日本はきっと大丈夫!応援してる!」とか書かれているのを見てなんだか、ちゃんちゃらおかしいと思ってしまう。


自分は逃げたけど、日本は大丈夫だからがんばれ、って。


海外のメディアを見て、私も不安になって父や友達に連絡してみたら。


「みんなが食料や毛布がなくって困っているのに、まだレントゲン写真を撮る程度の微量な、生活に支障のない放射線だと言われている中、うちの家族だけ悠々と逃げるわけには行かないよ。お父さんは、近所の人と掛け合って毛布を集めて被災地に送ろうと思う。今は出来る事をしなくちゃいけない。」


と、父に言われました。


そのメールを見た時、何だか父の強さに涙が出て来ました。


海外のメディアを見たり、こちらで生活していると、改めて日本人の底力を思い知らされます。


同じ事態が他の国で起きた場合、きっと逃げる人は我れ先に、食料が足りないと言えば割り込んで殴ってでも手に入れる、並ぶなんてムダ、毛布が足りない?知った事ない、自分さえ暖かければ良し、放射線?だったらいくら出してでも東京から逃げよう・・・そんなパニックに陥るのは目に見えます。


こういった事態で一番恐ろしいのがパニック。


でも日本では、みんながみんなの手を取り合って助け合っているという。


買い溜めとか問題になっているようですが、それでも暴動は起きていない。


ネット配信のテレビ放送が終了してしまっているので、どんなことがニュースになっているのかよくわかりませんが、家族や友人達の話を聞いている限り、放射線の件も大騒ぎしすぎないように努めて冷静に生活しているとのことです。


とは言え、放射線は目に見えないし臭いもあるわけじゃないので、実際の状況が把握出来ないのがとても心配です。


とにかく、被害がこれ以上大きくならないことだけをひたすら願っています。


こんなに人々が必死にがんばっている中、リビアで内戦・・・。とても悲しくなります。


2011年、まだ4ヶ月弱しか経っていないのに、オーストラリアの洪水、ニュージーランドでの大地震、東日本大震災、リビアでの内戦・・・。一体どんな年になってしまうのでしょうか。