日本の私立大学の中でも超難関校で、歴史と伝統があり、さらに永遠のライバル的な2校と言えば早稲田大学と慶応大学ですよね。今回はそんな早慶両大学について、正直どちらが好きか、社会人男女を対象に調査しました。どのような結果になるのでしょうか?■早稲田大学と慶応大学、どちらが好きですか?

早稲田大学  167人(42.8%)

慶應大学   223人(57.2%)

まずは結果発表。慶應大学のほうが好きと答えた人が6割弱と、早稲田大学よりも多少多くの票を集めました。けっこう差が付いたのかあまり差がないのか、微妙な結果のように思いますが、みなさんはどう感じましたか? では、続いてそれぞれの理由についても聞いているのでご紹介しましょう。

■慶應大学の方が好きな理由を教えてください

●勉強以外もすごい

・遊びも勉強もできるイメージなので(男性/32歳/小売店)

・勉強だけでなくオシャレにも気を遣っていそうだから(女性/32歳/金融・証券)

・頭もいいしカッコいいイメージがあるので(男性/32歳/団体・公益法人・官公庁)

やっぱり慶應っていうと頭がいい上に「オシャレ」「カッコいい」という言葉が加わるイメージですよね。そんな点で人気があるのかもしれません。

●有名人が多い

・有名人が多いイメージ(男性/29歳/食品・飲料)

・桜井翔君いるから(女性/39歳/医療・福祉)

・慶応ボーイの著名人が多い(男性/29歳/不動産)

お札でもお世話になっている、開設者の福沢諭吉をはじめ、石原裕次郎、桜井翔、トリンドル玲奈さんなど、今でも多くの著名人を輩出しているということで、とてもいいイメージがありますよね。

●上品

・慶應のほうが上品に感じるから(男性/23歳/警備・メンテナンス)

・品がある(男性/25歳/団体・公益法人・官公庁)

・知的で品位があり、バランスがいいと思う(男性/50歳/団体・公益法人・官公庁)

品があるというコメントも多く寄せられています。上品なイメージって慶応大学にはつきもののようです。

●憧れる

・知的で憧れるので(女性/23歳/団体・公益法人・官公庁)

・慶応ボーイと呼ばれてみたいので(男性/34歳/金融・証券)

・慶応ボーイ…この名に憧れあり(男性/50歳以上/金融・証券)

慶應ボーイという言葉に憧れている人、年配の方から若い人まで、幅広くいらっしゃいますよね。今回も多くの声が寄せられていました。では、一方で早稲田大学の方が好きという人はどのような理由でそう思っているのでしょうか? 早稲田大学を選んだ人の意見もご紹介しましょう。

■早稲田大学が好きな理由を教えてください

●親しみやすい

・気さくで親しみやすいイメージだから(女性/26歳/建設・土木)

・なじみやすい(男性/48歳/電機)

・親しみやすい学生が多そうなので共感できる(男性/28歳/商社・卸)

まずもっとも多くの意見を集めたのが早稲田大学の「親しみやすさ」でした。慶應の「憧れ」感とは正反対のようですね。

●庶民派なので

・庶民派っぽくて身近に感じる(女性/34歳/商社・卸)

・庶民的な学校だから(男性/50歳以上/ソフトウェア)

・慶應のお坊ちゃんにはない印象がある(女性/30歳/生保・損保)

慶應大学の「お金持ち」イメージとは真逆の「庶民派」イメージに共感している人からの票も多く集まっております。本当に正反対なのですね。

●バンカラな雰囲気が良い

・バンカラの気風が好きだから(女性/26歳/学校・教育関連)

・ハングリー精神がありそうだから(女性/34歳/その他)

・なんかガッツがありそう(男性/35歳/団体・公益法人・官公庁)

「早稲田=バンカラ」という図式をイメージしている方もとても多いようです。バンカラ学生って少なくなっていると思いますが、早稲田にはまだまだたくさんいそうですからね。

●さわやか

・ハンカチ王子のイメージがまだある(男性/50歳以上/情報・IT)

・早稲田のほうが爽やかそう(男性/30歳/ホテル・旅行・アミューズメント)

・スポーツのさわやかな印象があるので(男性/33歳/農林・水産)

スポーツが強いイメージのある早稲田大学には、ハンカチ王子をはじめとして、多くのさわやか選手がいますからね。

いかがでしたか? それぞれの理由を聞いていると、早慶それぞれ本当に真逆の校風が世の中に浸透しているように感じました。みなさんが持っている両校へのイメージも同じようなものでしたでしょうか?