☆テツコの部屋☆～映画評論館～

7点
同名ゲームの映画化。題名はふざけているが、内容は近未来を描いたシリアスなホラー作品。荒廃した世界で、ゾンビ化した人々と戦う主人公女性の話。
まず、映像がよくない。暗がりで戦うシーンが多く、殺陣の迫力が伝わってこない。セット丸出しのシーンも多く緊張感も削がれている。深刻にストーリーが進んでいくわりにラストはお姉ちゃん２人のお色気対決。だったら最初からエッチに作ろうぜ。
ゾンビを題材にしたアイデアは買うが、ホラーなのかお色気なのか考えがまとまらないまま映像化してしまった感が強い。
そもそもゾンビ映画甘く見てるからこういう駄作ができあがるんだな。

監督：福田陽平
出演：乙黒えり、橋本愛美、脇知弘
2008年　80分