ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習 | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習

6点
カザフスタン人ジャーナリスト、ボラットがアメリカを取材するドキュメントタッチのコメディ映画。
無知なのか確信犯なのか、頭っからアメリカをバカにしてかかるボラット。その無茶苦茶ぶりが痛快。
しかし映画が進むごとにその無茶加減はエスカレートし、徐々に不快となる。正直、良識ある人は最後まで見れないだろうな。
本作は全米で初登場1位になったそうだが、全く遠慮しない不謹慎さは確かに面白い部分がある。
しかしこの映画、見てればわかるが100%創作。主人公ボラットを演じるのもイギリス人俳優で内容も全てヤラセ、無茶苦茶に見えて実は全て計算されている。
結局は作り物で、ボラットもただのキャラクター。この手のバラエティは、日本では電波少年あたりでもう既に飽きられているよね。

監督:ラリー・チャイルズ
出演:サシャ・バロン・コーエン、パメラ・アンダーソン
2006年 84分
原題:Borat: Cultural Learnings of America for Make Benefit Glorious Nation of Kazakhstan

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