アーティスト | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

アーティスト

1点
第84回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞ほか5部門を受賞。カンヌ映画祭やゴールデングローブ賞などで数々の栄誉に輝いた非常に評価の高い作品。
1927年から1932年までのハリウッド映画界を描く。画像は全編モノクロで無声、ただ古風の音楽が終始パッパラと鳴っており登場人物はなぜか皆ヘラヘラ笑っている。
一時代を築いた主人公の悲哀を表現した展開だが、サイレント作品のため思ったよりはるかにストーリーや心情がわかりづらい印象。
昔を再現したというだけで特に何の仕掛けも無く、今のCG全盛時代にしてみるとえらい退屈な構成。正直、アカデミー賞獲ってなかったら日本公開されてないんじゃないか。
なぜかこういう映画をありがたがって高評価している人が多いが、賞とか話題性とかに興味がなければ、物珍しさ以外ぶっちゃけどこも面白くない。失礼ながら「良かった~」という意見を聞くたびにイラッとくる(笑)
そしてテツコの部屋からは、史上第2位の低得点をこの作品にプレゼントしたいw

監督:ミシェル・アザナヴィシウス
出演:ジャン・デュジャルダン、ベレニス・ベジョ、ジョン・グッドマン
2011年  100分
原題:THE ARTIST

$☆テツコの部屋☆~映画評論館~