シックス・センス | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

シックス・センス

91点
サスペンス界の第一人者M・ナイト・シャマラン監督の出世作。そして天才子役ハーレイ・ジョエル・オスメントくんがブレイクした作品でもある。
情緒不安定な少年を、児童心理学者がカウンセリングする話。
映画の冒頭で「この映画には秘密があります」というメッセージ出したため、ラストのどんでん返しが読めてしまった人も多いはず。個人的にも「死んだ人が見えるんだ」のセリフでピーンときてしまった。いやいや頭がいいと損だね(笑)それでも大げさに表現すれば、映画史に残るエンディングと言えそう。
ストーリー構成も練られており、例えばマルコム先生(ブルース・ウィリス)の言動は2度見ると「なるほど~」と納得。まぁ突っ込み所もあるけど、その辺も含めて何度も見たくなる意外と懐の深い作品。劇場公開時はリピーターも続出したとか。
若手時代にこんな完成度の高い作品を作ってしまったシャマラン監督、彼の迷走は今も続いています。

監督:M・ナイト・シャマラン
出演:ブルース・ウィリス、ハーレイ・ジョエル・オスメント、トニ・コレット、オリヴィア・ウィリアムズ、ドニー・ウォルバーグ、ミーシャ・バートン
1999年  110分
原題:THE SIXTH SENSE

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