ALWAYS 三丁目の夕日’64 | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

ALWAYS 三丁目の夕日’64

85点
人気シリーズ3作目。今回は前作から5年後、東京オリンピック開催の年が舞台。
たった5年とはいえ子供たちは高校生になり、ヒロミ(小雪)が妊娠したり茶川家にもテレビが入ったりと、かなり時の流れを意識した作り。
けど内容は驚くほど前2作と変わらず。中盤までは爆笑場面連発、後半で泣かせる流れはほとんど同じ。
笑える部分はパワーアップした印象だけど感動はどうもいまひとつ。結婚や出産と節目のエピソードを持ってきたわりには、これで完結だとしたらちょっと物足りないエンディング。良くも悪くも期待通りで、あまりにも思った通りの展開なので消化不良は感じるね。
ただし2時間超の映画で全く飽きなかったのは久しぶりな気がする。安心して見れる作風でやっぱり見終わった後は満足。

監督:山崎貴
出演:吉岡秀隆、堤真一、小雪、薬師丸ひろ子、堀北真希、須賀健太、もたいまさこ、三浦友和、高畑淳子、染谷将太、森山未来、大森南朋
2012年  142分

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