ジュラシック・パーク | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

ジュラシック・パーク

90点
1993年公開の言わずと知れた有名作。スティーブン・スピルバーグが監督、意外にも彼にとってこれが最大のヒット作らしい。
CG(コンピューター・グラフィックス)を初めて大胆に取り入れた作品。そのリアルな恐竜映像には当時誰もが驚いたはずで、今見ても何の違和感もない描写は凄いの一言。
化石からわずかな恐竜のDNAを採取、カエルのDNAで足りない部分を補って現代の世界に復活させ、「ジュラシック・パーク」を建設する内容。
ぶっちゃけ、ストーリーは幼稚。単にファミリー一派と恐竜との追いかけっこを描いただけ。けど逆にそこが子供から大人まで楽しめそうなスピルバーグらしい構成。多くの恐竜が登場する中、比較的知られていないラプトルをメインに持ってきたのも上手い演出。全編飽きさせない展開はさすが巨匠。
CGさえあれば何でもできるという事を見事に実証した、映画の歴史を変えた記念すべき作品。
でも今どきの小学生が見ると、当たり前すぎて面白くないかも(笑)

監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:サム・ニール、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラム、リチャード・アッテンボロー、サミュエル・L・ジャクソン
1993年  127分
原題:JURASSIC PARK

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