パニック・ルーム | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

パニック・ルーム

90点
『セブン』『ドラゴン・タトゥーの女』でお馴染みデヴィッド・フィンチャー監督2002年のヒット作品。
パニック・ルームとは「緊急避難室」の事。一軒家に引っ越してきたばかりの母娘、早速強盗が入ってきたのでパニック・ルームに逃げ込むも、まだその部屋は完成してなかったという流れ。
元々この映画はニコール・キッドマンが主演の予定だったが、膝のケガで降板。お前はサッカー選手か(笑)代わってジョディ・フォスターが主演となった。ちなみに彼女もこの時妊娠中だったらしい。
そしてクリステン・スチュワートの映画本格デビュー作。あのドン臭い娘役があんな美人へと変貌するとは、人間ってわからないもんです(笑)
さて物語は、強盗に入った個性あふれる3人の犯人と、母娘の息づまる攻防戦がメインとなる。二転三転する展開に目が離せないタイプのドキドキ構成。サスペンス/アクションとしては一級品。
個人的に今のフィンチャー監督は、早くも守りに入ってしまった感が強い印象。ファンとしては、この頃みたいな一筋縄でいかないトゲトゲした映画を作ってほしいと願うばかり。

監督:デビッド・フィンチャー
出演:ジョディ・フォスター、フォレスト・ウィテカー、ジャレッド・レト、クリステン・スチュワート
2002年 113分
原題:PANIC ROOM

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