パラノーマル・アクティビティ/呪いの印 | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

パラノーマル・アクティビティ/呪いの印

14点
このシリーズもいよいよ5作目。なので本作だけ見ても何も面白くないので注意。
さて今回も前作同様、一見無関係の青年たちが序盤から登場。徐々に心霊現象に関わる展開。 相変わらずの手持ちカメラ映像だけど『クロニクル』の大ヒットに影響されたのか、やたらアクションに凝った印象。 見せ場はちらほらある。
でもねぇ、前作までの繋がりが薄いんだな。過去の登場人物もちょこっとだけ顔を出すも、言われないと気づかない感じで、その辺もったいない限り。
 そしてラストでは時間軸までもが無茶苦茶になっている。衝撃さを前面に出したんだろうけど、残念ながらもう、脚本が破綻してるとしか言いようがない。
 個人的にこのシリーズ好きなんだけど、さすがにこれは迷走しすぎ。もはや無駄にダラダラ作らず、次作あたりでキッチリ完結させてくれ。
 
監督:クリストファー・ランドン
出演:ケイティー・フェザーストン、アンドリュー・ジェイコブス
2014年  84分
原題:PARANORMAL ACTIVITY:THE MARKED ONES