私にとっては、
日常生活が戻りつつあり
パーソナルセッションにも
どんどんお客様が戻ってきてくださっています。
（内心、不安もあったので
とてもありがたいです）
2ヶ月以上セッションが空いていると気づく
皆さんのあるカラダの変化。
そして、街ゆく人を見てみても
カラダの異変が気になってしまいます。
それは、
肋骨が浮き上がってきてしまっていること
です。
え、どういうこと？！
という声が聞こえてきそうですね。
今、両手に持っているものを一度おいて
両手で肋骨を触ってみてください。
ちょうど胸の真下、カラダの真横になります。
触って少し上下に手を動かして見ると
肋骨がきちんとカラダの中に
仕舞われているか？
確認してみて下さい。
正常な場合は、
肋骨、お腹、骨盤のラインには
ほとんど出っ張りはなく
むしろウエストの部分がくびれているだけ。
これが理想です。
肋骨が浮き上がってしまっている場合、
ボコッとカラダの外に
出っ張っていて、はっきり触れられる。
仰向けに寝っ転がると、肋骨と床の間に
隙間ができて下げようとしても下がらない、、、
なんてことが起こります。
こういう方は、
肋骨が出っ張っているのと同時に
肩もすくんでいることが多いです。
なぜこうなってしまうのか？
実は、
マスクをしている影響で
呼吸が浅くなってしまっているからなんです。
マスクしていると
思うように息ができなくて
知らず知らずのうちに
浅い呼吸になり
鼻でも口でも
息をしなくなってきます。
すると、
いつもは呼吸によって使われていた
横隔膜を使わなくなるので
横隔膜が付いている
肋骨がだんだんと広がってきてしまう。
さらには、
呼吸の時に使われる
お腹のインナーマッスル（腹横筋）も
使われなくなってしまうので
ぽっこりお腹に。
さらには、肩こりや頭痛が
以前よりひどくなってしまう…
という場合もあります。
（本当に酸欠になると、頭痛もします）
実際に、
こんな状態になっている方が
パーソナルセッションで８割でした（汗）
という事は、
世の中のほとんどの方が
そうなっているんじゃないか？
と思うのです。
カラダが危ない！！
でも、マスクは
今はしなくてはいけないもの
なので、仕方ないのですよね。。。
だからこそ、
マスクをしていない時間の
セルフケアがとても大切になります。
私がオススメしているセルフケアは、
誰も近くにいない時、
マスクを外して
5回でも10回でも深呼吸をする事。
鼻から大きく息を吸って
鼻から、もしくは口から
大きく息を吐く。
だいたい8~10秒くらいかけて行います。
これだけで、ずいぶんと
カラダが楽になるはずです。
くれぐれも、
肩を使って深呼吸しないように
大きくお腹に空気を入れて
行いましょうね！
あと、
もし、お家に風船があれば
風船を膨らませてみましょう。
鼻から大きく息を取り込んで
大きく吐きながら風船を膨らませます。
これによって
「腹圧」を高めながら呼吸できるので
深呼吸をするよりも
トレーニングになります。
風船を膨らませる方法は、
かなり即席ですが動画を撮りました。
（限定公開ですがよければご参考に）
いかがですか？
ただでさえマスクを着用するだけで
この夏の気候では苦しいのに
マスクをつけ続けることによって
カラダにも不調が出てしまっては
本当に生活がしんどくなりますよね。
これから暑くなってきて
熱中症も心配なところです。
感染症から身を守るためにつけている
マスクでカラダを傷めないように
心がけていきたいですね。
ぜひ、誰もいない時、
夜、家に帰った時、
マスクを外せる時になったら
ゆっくりと深呼吸、してみて下さいね。
呼吸は、
身近でできる最高のトレーニングなんです。
運動不足を感じている方にも
オススメですよ！
皆さんのカラダが快適な状態のまま
過ごされますように！
たくさん読まれている過去記事は
こちらからリンクで飛べます♡
