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なりたて看護師の試験対策ブログ

看護師の国家試験を受験する前に学ばなければいけない事や、知っておいて損のない情報を垂れ流しています。なにかの参考になれば幸いです。かなーりマニアックな内容ですので専門用語ばかりです全部説明はしていられないのでフツーの人は外国語感覚でサラっと流してくださいな

腎・泌尿器合併症

 

 

 

 

 

アセスメント
麻酔の種類、術式、手術部位、出血量、輸液・輸血量
術後の尿の状態:量、性状  →24時間尿が400ml以下を乏尿、100ml以下を無尿。
一般状態(循環器合併症に同じ)
水分出納(循環器合併症を参照) 
検査データ:①腎機能:BUN,クレアチニン・クリアランス、PSP(フェノールスルホンフタレイン)試験など
       ②電解質:ナトリウム、カリウム、クロールなど
留置カテーテル挿入、導尿の有無
排尿に影響する薬物の使用:硫酸アトロピン、臭化ブチルスコポラミン(ブスコパン)、塩酸モルヒネ
年齢、既往歴:前立腺疾患、膀胱頚部硬化症、尿路感染症など
術前指導の内容と患者の反応:床上排泄の説明、実施
手術そのものは一般に体液分布や電解質平衡を変え、ADHの分泌亢進によるアルドステロンの活性がたかまるため、体内にナトリウムや水が貯留し、尿量は減少しやすい。

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O-P
バイタルサイン、一般状態
尿の状態
水分出納
検査データ
尿意と膀胱部膨満の有無 →尿の貯留が500ml以上になると出現する。
尿路感染症状の有無 →1日尿量が1500ml以上あれば自然排尿により感染を防ぐ。
:混濁尿、血尿、頻尿、導尿後の疼痛、体温上昇、白血球増加、血沈・CRP亢進、尿中細菌数(10の5
乗/μlを目安)

T-P
輸液の管理:時間輸液量の算出、滴下数の調整、輸液ルートの確保、汚染防止など
ショックの防止
自然排尿の指導:術後6~7時間経過しても自然排尿がない場合、膀胱部のマッサージ、湿布、水音を聞かせる、尿道口付近に水を注ぐなど。
→可能な限り、起座位をとることが効果的。また、術前の床上排泄訓練の効果も大きい。
留置カテーテルの管理
尿道口周囲の清潔:消毒とガーゼ被覆
採尿バッグの位置:ベッドの下に置く。
尿中細菌数の増加:尿混濁が認められた場合、膀胱洗浄、抗生物質使用とその管理。
早期抜去
安静 →腎血流量が増加する。

E-P
苦痛や異常はすぐに知らせるように説明する。