いい映画だったなー。
見終わってもいつまでも心に残る・・・
返却日が今日だったので、もう一度見た。
音楽の入り方、映像が絶妙に良くて
そして何よりも、主演の二人の演技が素晴らしい。
二人とも、こんなに上手い役者さんだったんだ。
超!簡単にあらすじを書くと
適当に女の子と付き合って、バイトして、、
ごくごく普通の大学生恒夫がある日
足の不自由なジョゼと出会い、別れるまでのお話。
障害者との恋、愛の力で乗り越える二人・・・
なんてベタな感動話ではなくて
そういう意味では、凄くリアルさを感じさせられる作品。
監督の意向らしいが、、
日本の作品としては珍しくキスシーンが濃厚。
でもそれが凄く良かったし、自然なのだ。
あー、あるあるこんなこと、と数々の“日常感”を感じさせられる一方で
池脇千鶴ちゃん演じるジョゼの独特な喋り方・雰囲気
網で焼かれる魚の映像なども強烈に印象に残る。
いや、印象に残るシーンと言ったら他にも沢山あるのだけど、
これから見る人の為に、それらは書かないでおきたい。
とにかく胸がいっぱいになる映画だ。
一度目に見た時、わたしは2回泣いたシーンがある。
二度目に見た今日、別のシーンで涙が出た。
ジョゼと恒夫がお魚のラブホテルに行き
恒夫は途中から眠ってしまうのだが
あの幻想的な映像とジョゼのセリフが、もうどうしようもなく切なく、泣けた。
今こうして書いていても目が潤んでくる酔っ払いのわたし・・・
ああ、本当にいい映画だった。
いつかもう一度見たい。