「8 mile」の監督と聞いて納得。
繊細な心情・葛藤が描かれた、丁寧な作品です。
ルックスだけが取り得の問題児、マギーと
弁護士として立派に働く姉のローズ。容姿も性格も正反対な二人は
お互いに無いものを補い合うような、大切な存在。
しかしその絆が、ある日突然壊れてしまう・・・
居場所の無いマギーが向かったのは、それまで亡くなったと
聞かされていた祖母のエラが住む老人センター。
マギーはそこで、徐々に自分を見つけ出していく・・・
正直あまり期待していなかったので
手に取りつつもなかなかレンタル出来ずにいたのですが
・・・いやいやいや。
凄く良かったデス・・・
それぞれの登場人物の心情にぐっときちゃって、
ぼろぼろと泣いちゃいました。
ちなみに・・・女性の視点で描かれているので
男性はあまりピンとこない方もいるかもしれませんが
家族ものが好きだったり、兄弟がいる方などには
特に心にグッとくる部分があると思います。
後半、「詩」というものがキーになってくるのですが
これがまた素晴らしく、感動的に仕上がっています。
ということで。
見てない方は是非!オススメです。