他の麺類と比べて意外に価格が高いのが牛肉麺。でも上に乗ったボリューム
たっぷりの牛肉を見たら納得。「牛肉湯麺」を頼むと牛肉が乗ってないらしいので
要注意。
見た目はうどんですね。しかし、うどんよりコシがあります。
どこかで食べたことがあるような麺だな?と思ったら、中国本土・福建省アモイで食べた
沙茶面の麺に似ているのです。それもそのはず、台湾料理のルーツは福建省を
中心とする閩南地方の料理(福建料理)だと言われています。
(参考)
福建省厦門(アモイ)で食べた沙茶面の過去記事→ 黄則和花生湯店(アモイ・2006年)
スープの独特な風味はたぶん五香粉などのスパイスから来ているのだと思います。
高菜や黒豆を発酵させた豆豉などをトッピングすればさらに深い味わいに。
テーブルの調味料の数々 高菜と豆豉は食べ放題
劉山東牛肉麺店
台北駅前・開封街からさらに路地を奥に入った非常にわかりにくい場所にありますが
午後3時という時間にも関わらず大繁盛。現地の新聞や雑誌で紹介されたようで
切り抜きが貼ってありました。
かつて台北駅近くの鄭州路には混沌とした牛肉麺街があったそうですが、やはりSARS対策の
ためか?政府によって一掃されてしまったそうです。
劉山東牛肉麺店 台北市開封街 2010年11月