進化するふしぎ系整体師 ひろみです

この記事を読むと、わたしがなぜ人の体を触るのが好きかがわかります。


10才でマッサージ人生をスタート

わたしが最初に人の体に触れたのは10才でした。

その頃、母は離婚してわたしと弟を連れて住み込みで働くために函館から川崎に引っ越しをしました。

若い頃は保母をしていた母は慣れない仕事と長時間勤務で肩こりがひどくなり「ちょっと押してくれない」と頼まれたのがきっかけでした。

それまで誰かの肩を揉んだことはありませんでしたから、どこを押したらいいのか揉んだらいいのかもまったくわかりませんでした。

母はあまりに辛い肩こりが少しでも楽になりたいという思いからでしょう「肩甲骨のところを押して、右はもうちょっと外側、左はもう少し下、そう、それそれ気持ちいいわ~」と凝っているところをこと細かく指示をして、ツボに当たるとそれは気持ちよさそうにしてくれました。

小学生だったわたしには母の肩は鉄板のように固く、押しても指が跳ね返されるようでしたが母に喜んでもらうのが嬉しくて、親指が反って感覚がなくなるのも構わずに揉み続けていました。  



肩もみで握力40kg超え

母は住み込みの職場から事務職へと配置換えされ、もっと忙しくなり、筋金入りの肩こりでしたがわたしの親指も鍛えられていました。

中学の体力測定で握力が右43kg、左37kgという記録に、右の握力が強いのはテニス部に入っていたからと納得しましたが、左は母の肩もみで鍛えられた成果だと思いました。  


友達よりも母を選んだあの日

ある日、お友達と約束があったのですが母は肩こりがひどくて頭痛の薬を飲んでも吐いてしまうくらいでした。

友達に約束の時間を遅らせてもらい、母の肩や腰を揉みました。
胃の後ろの硬さはゴリッゴリで親指が折れるんじゃないかと思うほどでした。
時間をかけて押しているとだんだんと柔らかくなってくるのが感じられ、母の辛さも和らいできたのです。

揉んでいても母は気を使って「もういいよ、行きなさい」と言ってくれましたが、母の様子を見るととても出かける気にはなりませんでした。
どのくらい遅刻をしたかは覚えていませんが、母の体が少しでも楽になったという嬉しさで足取りは軽かったのを覚えています。 


いつも周りに肩こりさんがいて腕を磨く

魚心あれば水心というのでしょうか、クラスメイトだったり部活仲間にも肩こりさんがいて、いつも誰かの肩を揉んでいました。

会社勤めをするようになるとだんだんに肩揉むの上手いねって噂が広まり、内線で「辛いんです~」「2時に更衣室ね」という依頼が来るほどでした。

更衣室で誰かを揉んでいると回りにやって欲しい人の列ができることもありました。
仕事に支障がない程度にしていましたけど。

趣味の吹奏楽団でも磁石のように肩こりさんを引き寄せ、休憩時間になると「お願いします~」と頼まれていました。 


ついに開業を決意する

とにかく人の体に触るのが好き。
そばで首をコキコキとかぐるぐるしている人がいると、揉みたい衝動にかられてしまう。

電車の中だったり、花火大会で上ばっかり向いていてぐるぐるしている人とか、誰でもやりたくなっちゃう、怪しい人に間違われると困るのでなんとか我慢します。

そんな衝動を常に持っているものだから、知っている人が辛そうにしていると「揉んでもい~い?」と揉ませてもらっていました。

「東京だったら1時間1万円の腕だよ」とか「ポイントを外さないで、ちょうどいい力加減で入ってくる」と褒められ、ついに「ただでやってもらうの申し訳ないから開業して」という言葉でマッサージをお仕事にすることにしました。 


これは天職だ!と思った

中国式のリフレクソロジーの講師に「体のことを良く知っているね、1000人以上やってきたんじゃない」と言われ「そんなに友達多くないです~」というと「延べ人数のことよ」とお墨付きをもらい、自信をつけました。

その後、新宿の先生にマンツーマン指導でみっちりと仕込んでもらい、指だけに頼らず色んな部位を使い、クライアントさまが気持ちいいのと同時に自分も楽な技術を身につけました。 

 
イベントでさらに腕を磨く

福島県内だけでなく栃木県のイベントにも出展し、老若男女を問わず、下は11才から上は70代まで幅広い世代の体を触りまくりました。

最初の頃は知名度も低く、お客さまが来てくださるだけでありがたいと思っていましたが、回を重ねるごとにゆるりんサロンを目当てに来てくださる方も増えました。

あるイベントでは朝の10時から夕方5時まで予約表がびっしり埋まり、食事もとらず、トイレも駆け足で往復するほどでした。 

 
遠隔身体調整との出会い

量子場観察術講座に誘ってくれた友人から「元看護士さんで、似たようなのをやっている人がいる」と聞き、調べて松尾えい子さんにたどり着き、仙台の講座を受講しました。

どうせやるのなら認定セラピストになろうとモニターを募集して、北は札幌、南は沖縄と全国からお申込みをいただき、目標の人数を達成し認定をいただきました。

遠隔身体調整の観察は体の声を聞くのと同じ感覚で、しかも体感に優れているのでセッションを受けてくださる方は「離れているのになぜそこまでわかるの?」と一様に驚きの声をあげてくださいます。

認定講師のための100人セッションも達成しつつあり、あとは認定講座を受けて晴れて講師になるため、日々腕を磨く毎日です。


 

16年間ボランティア活動を通して地域の家庭と深く関わり、親子関係、嫁姑問題、夫婦関係など家庭における人間関係を改善するお手伝いをしてきました。
中には「あのままだったら息子を手にかけていたかもしれない」とか「大げさに主人が鬱だと言っているのだと思っていたけれど、自殺を考えていたそうです」
とか深刻な状況だった家庭も今は円満に暮らしています。
ご相談があれば言ってきてくださいね。
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