感情*備忘録2 | 【心声(ココヘ)プロジェクト】

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今日の「正義」が明日の「悪事」。明日の「悪意」が未来の「正論」。
今を生きる人が為すべきこと。「今」を「未来」に繋ぐこと。

←「感情*備忘録1 」からの続き

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ああ、でも私に「正義」なんてモノはないの。

「正義」ってのはその時代に適したチカラだと思ってるから。

 

だって、戦争で勝った国が相手国を支配するじゃん。

文化を奪って

思考を統制して、

信仰にある神様を異端にする。

 

その結果、長らく信仰された敗戦国の神様は

戦争で負けたことによって「異端の神」とされる。

神が悪魔として堕とされるんだよ。

人間によってね。

 

神様の存在意義すら変える人間の戦争。

そんなのおかしいと思う。

 

 

私には「正義」なんてものはない。

だけど許せないモノは許せないっていう。

どう? この心の狭さ!!!

 

だから嫌なコトされたら悪いヤツだと思う。

元々、ニンゲンは嫌いだ。

だけどね、本当に頑張っている人間や

誠実な人間、頑なな人間の方々に出会うと

素直に「人間っていいな」って思う。

 

だから、ニンゲン全てが嫌いな訳じゃない。

サラッと挨拶をした時、気持ちよい一瞬をくれる人。

人知れず、苦労を隠して「あの人みたいになりたい」と頑張っている人。

チャラチャラしていても、実は傷を隠している人。

いろんなニンゲンがいる。

 

だから全てのニンゲンが嫌いって言う訳じゃない。

頑張っている人間は好き。大好き。

真っ直ぐなのが、好きなんだと思う。

 

 

親愛なるニーチェ先生も言っておる。

 

『善も強ければ、悪にも強いというのが、いちばん強力な性格である。』

 

ってさ。

小さな善には大きな悪は出てこないだろう。

大きな善は大きな悪にもなりかねるって言うことじゃないかな。

(勝手な解釈)

 

善)おせっかい→迷惑(悪

善)ありがた迷惑→かなりの迷惑(悪

Lv.1の勇者にいきなりラスボスが出てくるわけはないっていう。


って言う感じでしょうか。

なのでね、どっちでもいい。

でもむしろ「悪」の方がいい。

 

悪でイイ。

であるからして、私の敵もまた「悪」だ。

 

 

 

……こんなことばっかり言うから「西太后」何ていわれんだね。

西太后って何した人?って思ってググったら

「中国3大悪女」とか。

なんということでしょううう。

 

 

でもね、本当は。私は誰か、

すげえ尊敬する人の忠犬になりたいの。 

忠犬ハチ公になりたいのさ。

でもね、忠犬を得るには主人にもその資質があるんだよ。

それが「信用」と「信頼」。

 

「この人のためなら」っていう。

それだけだと思う。

たったそれだけ。

そう言うのってなんていうんだろう。

義理人情?

仁義?

義?

よくわからないけど。

 

男だったらソッチ系いってたのか?

……とか思うけど、「銭カネ」嫌いだからあり得ない。

 

今、

私が尊敬して忠誠を誓いたいのは1人だけだとよくわかった。

 

何故、此処に来たか。

何故、此処に居るのか。

 

その原因と要因になった全ての偶然から

私は最後まで、それとその結果を見届けたいと思う。

 

消されてもね、それでもイイさ。

事故でも事件でも不審な感じでもイイよ。

そんな覚悟はこっちに来たときからとうに出来てるので。

 

ていうか、私は、震災がなかったら

紛争地や戦場に行こうと思っていたワンちゃんです。

言葉の通じない外国で、

ライフルぶら下げて電車乗ってる軍人さんが居る外国で、

鉄砲ベラ見せして歩いてるPolizeiがいる外国で

誰も助けてくれる人も居ない状況で

「自分は生き残れるか」「生きるとは何か」

を知りに行こうと思っていた。

 

無事に帰ってこれたら、

私は「戦争」を書こうと思っていた。

体験して生き残って、そこで初めて、

「戦争という行為を書く権利」を得られるんだと。

 

だけど、私の「戦争」は、どうやら違うらしい。

コレにも最近気付いた。

 

私はその、尊敬する方の身内の方や

当時の部下サン、関係者の方々と

なんだかご縁が出来て連絡が取れるようになっていて。

 

でもね。

体験もしていないくせに、戦争のことなんか書けませんよ。

それは空想で妄想。

私の単なる想像小説になってしまう。

だから、行かなきゃダメだと思っていた。

 

これはね、今回の「震災」にも通じることだけども。

 

「日本の震災の現場に行けなくて、言葉の通じない海外紛争地に行けるもんか!」

 

と思って来た。

1人で、第一プレオ丸でキタ。

(そのプレオ丸も今では第三プレオ丸に)

 

 

 

よく

「アウトローですね!」

っても言われる。



アウトローって何だ?って思ってググったら

「無法者」

だそうで。


なんということでしょう。

でも性格上、もうしょうがない。

 

ばあちゃんに「(来たたばかりの)3年前と目つきが変わった」

と言われるのも仕方ない。

自分でもそう思うよ。

魑魅魍魎が多すぎるんだよ。

 

もうずいぶん前から

「投げ出したい」と「やんねばね」が行ったり来たりしてる。

 

しかし後悔をしたくない私は、

結局、
「やんねばね」を獲るんだよ。

これも性格上。

 

1人でもね。

仲間が居なくてもいんだ。

自分がやりたいことなのに

「みんなも一緒じゃなきゃやだー」とかいうなら

やる意味がない。

それは「誰かと何かをしたいだけ」なんだと。

そう、自分で決めつけてしまうの。

(他の人の考えは置いといて、自分自身は、そういう思考)

(俗に言う「俺はこう言う人間だ」ってやつ)

 


私はこのプロジェクトを誰かに

「おねがーい★ 一緒にやってくれない?」

って言ったことがない。

 

だって私がやりたいことだったから。

「私」が「やりたい」っていう真意も、

どれだけ達成したいかって言う想いも

何故私がこだわるのか?って言うのも、

「私」じゃなきゃ説明が出来ない。

 

中途半端に理解されて、

適当に誰かに活動内容とか説明されたんじゃ

私も修正しようがないし、たまったもんじゃない。

って、思ってたから。

 

なにより、危険区域内だった港や

ボランティア保険が適用外の地域に

他人を連れて歩く責任を、私はとれない。

 

だから1人でよかった。

でも結果、

遠くから、近くから、

いろんな人が応援してくれた。

本当に、たっくさんの人たちが。

町の人も、ネットの人も。

「私」を応援してくれるんじゃないよ。

「私が応援している浜」を、一緒に応援してくれる人たち。

そこをはき違えたことはないよ。


だからコレでよかったと思ってる。

1人だった。1人で始めたけど、

いろんなヒトが一緒にいてくれたんだ。

だから、コレで良かったんだ。




今回もそう。

 

自分がやりたいことなのに他人を巻き込むつもりはない。

1人でイイ。

1人だから出来ることもあるんだよ。

 

 

いろいろ悩んだ。

葛藤もした。

でも、塩竃でいろんな人の頑張る姿を見て、

純粋に元気をもらった。

それは本当。

本当に感謝しています。

 

 

塩竃最後の日、職員のお姉さんに

「力あるよねー!アレ、4つ運ぶなんて」

「だってみんなやってましたし……」

「だってアレ、1つ10キロあるんだよー?」

って、腕力ある人みたく言われた!

 

でもないんだよ。ホント。

関節、外れやすい人なんだよ……

 

 

風呂屋に行けば知らない人に

“この子、DV受けているのね”疑惑で。

それ前提で世間話を展開されるくらいあちこちにアオタン。

画像貼りたいくらい素敵なアオタン。

みんなもうほとんど居なくなっちゃった。寂

 

 

そして、こんな備忘録呪詛ブログに一緒に書いたら良くないと思うので

 

次の記事でとある海苔屋サンを

(勝手に)紹介させていただきます。(勝手に)



塩竃に行こう、と決めた際に

私の中で目標が3つありました。



ひとつは、「旗製作資金を稼ぐ」こと。

ひとつは、「小型船舶免許をとる」こと。

もうひとつは、ココには書きまへん★


ですが、全ての目標は達成されました。

私の中でいろんなモノが成長できた期間です。
今までの殻がふっちゃけました。
脱皮したようなモノです。

また生まれ変わってしまったようで。
強くなれました。





塩竃で出会った皆様、ありがとうございました。






それでは。
皆様もすてっきーなGWをお過ごしください。

 

 

ドルト.