雪は毎日のように降っていた。
今年も大雪を告げてる。

僕は病院へ行くたびに現実になる血液のデータを見ながら、
先生からはしてはいけない「一喜一憂」をしていた。

何も施しが加えられてない体は、
薬によって次第に良くなっていたのはわかっていた。


2012年3月の初めの頃。
事態は変わりつつあった。

僕の病気が違うところにもあるということだった。
それは町医者では診ることができないことがわかり、
旭川で一番でかい赤十字へ向かうことになった。

ドックの簡易的なものを受けて一言。。。
「長期的な治療を覚悟してください。」


あまりにも残酷で痛烈な一言に、
死の恐怖が一瞬揺らいだ。



旭川の2ヶ月の治療の甲斐はあったようで、
最初の病気については継続的な治療で様子を見ることに、
けれど赤十字で診てもらった診断結果は紹介状を書いてもらって、
根本的な治療を余儀なくされた。


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