昨日久しぶりに歌舞伎を観ました。

巡業歌舞伎、封印切と蜘蛛絲梓弦。

先ず封印切。テレビ観劇も含めて三度目です。
いやぁ良かった❗️
梅川の高麗蔵さんは初めてかも。美しく可憐な梅川でした。

おえんの吉弥さんが上手い。脇の重要なお役が安定していると安心して観られますね。

八右衛門は松也さん。良かったですよ。嫌みな感じも出てました。
愛之助さんのと感じが似ていて、嫌みな感じは出てましたがそこまでしつこくなかった。

テレビで拝見したのは確か仁左衛門さん。これは、しつこい❗️しつこい❗️(笑)どんだけしつこいんだ❗️というくらい嫌な奴だった。つまりは、やはり上手いんですわ。まぁ仁左衛門さんだもの。

そして何より忠兵衛の鴈治郎さん。圧倒的な存在感。花道の引っ込みが見事❗️地方劇場で短い花道なのにそれを感じさせず、じっくりと魅せて下さいました。
見栄で切った封印、その為に恋人もそして馴染みの茶屋も不幸に巻き込んでしまう、その申し訳なさが滲み出ていましたよ。
いい舞台でした。

蜘蛛絲梓弦は扇雀さん。これまた見応えある舞台でした。
大薩摩があり、これ大好き❗️な私はもうウキウキでした。気持ちが高ぶる❗️

ところで今回なんと、残念なことに昼公演のみだったんです。毎年夜もあるのに。集客がないからかと思いましたが、昼のみだったのに会場はガラガラ❗️あり得ないわ。
なので幕間に後ろの席の方が前に移動したりしてました。
私は6列目だったんですが、観にくかったので逆に少し後ろの脇へ移動しました。その方が舞台全体を観れて良かったです。

しかしこんなに良い舞台なのに残念だ。ただ観客の反応は良く、上手い大向うもあったので満足です。

久しぶりの観劇、やはり歌舞伎は面白い❗️歌舞伎は楽しい❗️歌舞伎は素晴らしい❗️歌舞伎は最高です。
せめて年に一度、巡業だけでも観続けたいです。