やっと出来た…
1991/2/10 発売
Zard(ZARD)のデビューシングル。
2月はアニバーサリー月間なので、その助走として1月にアップできたらいいな、とは思っていたのですが、
このギリギリ感!!💦
ZARDでいちばん好きな曲はなんですか?という質問はこれまでの活動の中でよくありましたが、作品全て受け取る世界観が聴く毎に変わるので、いつもなかなか答えられずにいます。
自分でもそれは知りたいな、と思うのですが、やっぱり難しい…と感じた私はある方法で自分が楽曲に対して思う価値観を整理してみよう、という考えに至りました。
それは、例えばセッションなどで、迷わずやりたいです!と立候補できたり、セットリストを組むときに絶対外せない!と譲らない曲だったり、音楽仲間が演奏してると、私もいれて!と思ってしまうような曲。
そうして整理していくと、これも何曲か変わりはするものの、なんとか数曲に絞れてきて、必ずどんなシーンも私の中に残るのが、Good-bye My Lonelinessなんですね。
デビュー、そしてはじまりの時に、敢えてGood-byeからなるタイトルセンス。
でもあとに来るのは、My Loneliness。
詰まる詞も情景を思い浮かべやすいものが多く、私の中では、切なくも穏やかになれる作品だという位置付けで、何か一歩踏み出したいときに聴きたい曲です。
90年代当時の制作された時のお話は実際現場にいらっしゃった恩師から直接お聞きしたりもしているので、この作品の難しさは1リスナーとして存じ上げてるつもりです。
また、私の中では、作品の輪郭が非常にふわっとしていて、それでいてくっきり強く、ミドルに注力して作られていると思えばそうでもなく奥行きのあるサウンド、これはなんの楽器でこれは人の声なのかシンセなのか、そして当時の環境でのこの音圧とざらつき感はなんなのか。
口で言うだけ、考えるだけならいくらでも出来る私ですが、これをカバーする、となると別。
元は、ドラマー山ちゃんの山ちゃんねるでドラムをカバーするために作った音源ですが、せっかく作る機会を頂いたので、これはひとつの作品として残したい、と思いました。
古くから一緒に見守って下さる方は分かるかと思いますが、私がそう思うのはだいーーーぶ珍しいと思います。
苦手を苦手と思わないようにしてやってきたけれど、自分の歌う姿、歌う声が嫌いです。
歌う、というより自分全部。
それをこれだけ長い時間を掛けて引っ張ってくれた、押し出してくれた様々な出会い、そこに感謝し、やっと私が前を見た、と言う最初で最後の動画になるのではないかと思います。
だからこそ、演奏して下さる方も、一度は一緒にやってみたい!と思っていた友人方に思い切ってお声がけし、これは棺桶まで持ってく大切なものにしたいので…と不可解なお願いの仕方をし、その後も微調整を重ねて重ねて重ねて重ねていきました。
制作段階で増えてくテイク数、テスト版。
そして、それら音を確認していた携帯はパンクしたのか壊れました笑
動画の完成日に壊れたんですよね、私のiPhone(´・ω・)
大きなデータが何度も行き来して疲れたと思うのでゆっくりお休みください、私のiPhone。
しかし、カバーの際にボーカルを強めに入れてるのに、思うほど強く出ないトラップ。
坂井さんが、会報で、一応持ってるけどあまり使いませんね、と言ってたマイクが悪かったのかしらね←マイクのせいにする。
生歌を聞いた人には、なんでそうやって歌わなかったの?と言われましたが、いえ、歌ってるんだけど、そこまで隅々マイクが拾うには、相当な声量がないと無理なんだと思います。
改めて、坂井泉水さんの声の厚みはすごいなと感じた次第です。
Gt.の松元さん(From:G-rand)、SAXプレイヤーの山中奈保さん
そして、DTMのZARDカバーとしては、今回初めてひとりで全部まとめ上げた、Ba,Gt,Cho,programing,mix,masteringのJUN。
そんな制作段階のお話を、せっかくなので今回はJUNに書いてもらっていました。
動画と共にリアル感ある(⁉︎)苦労話を読んで頂きたいなと思うのでリンクを貼らせて頂きます。
今回、上記の制作段階から的確なご意見を頂きつつも、見守ってくださり、Gtで共演して下さった松元さんが所属するG-randさんのFacebookページ、YouTubeはこちら。
また皆さんとどこかでご一緒できたら嬉しいです!
追伸:
当時Being、Adingにいらした鮫島さん。
私がここまで続けるきっかけを作って下さり、ありがとうございました。
あの時から早25年、あの出会いが無ければまた、別の人生になっていたと思います。
心から、感謝をしております。