食文化の違い in NYC | 自由の女神になりたくて。(New York 理想と現実ライフ)

自由の女神になりたくて。(New York 理想と現実ライフ)

華やかな理想的街で、庶民的な現実生活を Enjoy する方法! 好奇心と向上心だけで生きる。合言葉は、「やったモン勝ち!」 仕事、恋愛、アメリカンドリーム、日々のつれづれ語ってます。



あぁ、勘違い・・・



国が違えば、食べ物も違って・・・


微妙な勘違いが生まれる・・・



我がメタルバンドのギタリスト、プチメタル君は、

生まれはロシア、育ちはアメリカの完全バイリンガル。



ジャパニーズドラマーと運命の出会いをした彼ではあるが、


寿司は苦手で・・・



でも、カリフォルニアロールは、好きだよ!」


と、気を使っているが・・・



カリフォルニアロールは、寿司とは認めていない生粋の日本人こりんごである。


こっちでは、巻き寿司も、立派な寿司として、巻き寿司だけで、寿司レストランと豪語している店もある・・・(汗)



さて、昨日、バンドのリハのあと、ちょいとバンドの野暮用で、プチメタル君と、ブルックリンのブライトンビーチに行って来た。


ここは、ロシアンコミュイニティーで、あちこちにロシア人、ロシア語が飛び交ってる。



そこで、夕食も済ませたが・・・



「げっ! メニューがロシア語で読めんっ!」


その上、ウエイターが すかさず、ドリンクオーダーに来るもんだから・・・

一か八か、もうどうにでもなれと、でも無難に・・・



「コーヒー・・・」


めっちゃ日本語発音で、オーダーした・・・(汗)


コーヒーは、無事、そのメニューにあったらしい・・・



「こりんごちゃん、何食べたい?」 



だから・・・



「ロシア語、全然読めないんですけど・・・、

あんたにすべて、託していいですか?


ちょっと寒いので、暖かいものがいいです。」



と言う、こりんごちゃんの情けない質問に・・・


流暢なロシア語で、そのウエイターに英語のメニューもあるかと訪ねてくれたプチメタル君ではあるが・・・



「ロシア語の横に、英語も書いてあるっ!」


と、強い口調で言われ・・・



ちょっと、客に向かって、無礼な態度!と逆切れしそうになったが、

プチメタル君いわく、そのウエイター、特に怒ってるわけではないらしい・・・


ロシア語が、日本人の耳のこりんごちゃんには、怒っているように聞こえたらしい・・・



「げっ! 意味わからんっ!」



その、英語の隣に書かれた英語のメニューであるが・・・


Blini with Meat...



「ブリニ?  何それ・・・(汗)」



「ああ、それは、まあパンケーキ見ないなモンかな。

 

That's really good!(それ、美味しいよ!)」


って言うんで、それにした。



ついでに、暖かいものをリクエストした こりんごちゃんのために、プチメタル君は ボルシチもオーダーしてくれた。


そうだね、ボルシチと言えば、ロシアの代表スープだもんね。



で、そのボルシチがやって来たが・・・



russian food


げっ! 何じゃ、この レッドスープはっ!!!



しかも、ぬるいじゃないかっ!!!



「サワークリームを入れて、マイルドにクールダウンさせるんだよ。」


と、サワークリームを入れて混ぜ混ぜしてくれたが・・・


サワークリームが、余計にスープを冷やし、もっとぬるいスープに・・・



こりんごちゃんのボルシチのイメージは・・・


暖かくて、たくさんの野菜や肉が入っている・・・



こんなイメージだったのよ・・・



だけど、キャベツと香草しか入っていない、そのぬるいスープ・・・



「ボルシチって、温かくて、ブラウンソースで、肉や野菜がいっぱい入ってるんじゃないの!?」


「それ、シチューじゃない?」



あぁぁぁぁぁ!!!!!


こりんごの、勘違い!!!



ただ、ボルシチは温かいはずであるらしいから、温めなおしてもらう?と言われたが・・・



もういいよ・・・、


あっためたところで、のどを刺激するその・・・


レッドスープ(ボルシチ)は、こりんごちゃんの口には、あわず・・・(涙)



気を取り直して、Blini がやって来た!


ゲッ、


ちっちゃいクレープが3つだけ・・・


Russian food


これ、完全にアパタイザー(前菜)じゃんっ!!!


こんなんじゃ、腹ペコのこりんごちゃん、足りないよ~(涙)



向こうのプチメタル君は、ダックの丸焼きなのに~!



自分でパンケーキがいいと言ったんだけどさ・・・


確かに、美味しかったけどさ・・・


日本人は、目で料理楽しむから、そのボリュームのなさに、心が満たされないのよ!



「こりんごちゃん、美味しい? 足りる?」



ぬるいレッドスープといい、このクレープといい、


食べ物に卑しい こりんごにしたら、もうご機嫌斜めではあるが、


34歳、クールに振舞わなければ・・・



「美味しいし、十分足ります。」


「俺のダックも、食べる?」


「食べるっ! (ガッつくっ!)」




国が違えば、食文化も、人間文化も、いろんな違いが生じてくる・・・



それを理解しあって、補い合って、いろんな人種が一緒に生きているNYC。


それを、理解できたことだけだって、日本からやって来たかいあると思える。



これで、ドラムがめっちゃうまくなったら・・・


もう幸せすぎるね。




女神度は?

大人気ない大人でも、いいかもね。 星、☆☆(ふたつ)




ガッツく こりんご(34)に、応援クリック!

↓↓↓↓