人間は、心変わりする生き物。
別に、それを否定することはない。
だから、昔から永遠の愛とか信じてなかったし、結婚したら離婚する、
離婚しないなら、忍耐して結婚生活を続ける。
そんな風に思っていた。(スレた若者だったよね。)
うむ、例題が悪いな・・・
結婚を例にとると、聞こえが悪くなるし、
心変わりという言葉を使うと、なんとなくネガティブなイメージだが、
この心変わりを、成長とか、発展と言い換えれば、もっとポジティブだよね。
夕べ、ジョンさんが、この映画を見ようと勧めてきた。
「あるカップルが、アダプションする(里親になる)映画だよ。
ちょっとコメディータッチな映画なんだけど、
俺らも、子作りに励んでいるから、見てみようよ。」
「え、まぁ、ジョンが見たいなら見てもいいけれど、
なんでまた、アダプションの映画を・・・?」
「レビューが良かったしさ、出てる俳優も好きだし、俺らも、子作り頑張ってるから。」
ジョンさんは、単に、映画大好きで、新しい映画だっし、本当に、ちょっと見てみようよってノリだったが、
アタシは、映画鑑賞好きな方ではないので、(2時間も時間を拘束されるのが嫌なタイプ。)
なんでアダプションの映画を見たいんだって、そんなノリで見てみたのよ。
アタシは、日本人だからか、あまりアダプションという文化で育っていないので、いまだに里親は、本当に特別なケースで合って、自分が里親になれなんて言われたら無理であろうが、
アメリカは、アダプションはいたって普通のことで、結構、まわりにアダプションの子供たちが普通にいたりする。
特に、特別なことでもなくて、
だからね、これ、文化の違いなのかな、
ジョンと一緒に、子供を持とうと決めた時、
ジョンは、アダプションをしてもかまわないと言っていた。
しかし、アタシは、それは出来ないと、2人の意見は違っていた。
ちなみに、家族を持つマインドセットしたことある?
一般的に、結婚して子供を作り、家族を築く、これが固定観念で私たちのマインドにインプットされてしまっているので、
いくつになっても結婚もしないで、子供も作らないで、となると、日本では、型破りとして見られてしまうであろう。
だから、結婚して、子供を持って、それが当たり前という前提で、進んでしまうことが多いように思う。
かくいう自分も、いつか結婚して、子供をもってと刷り込まれたマインドがインプットされていたので、
30代のころは、いつまでも結婚しないで、子供も産まない自分に、親に悪いなとか、世間体を気にしていたこともあった。
ただ、アメリカに住んでいたおかげで、そういった型にはまらない生き方でも、だれも咎める人もいなくて、とても自由に生きてこれた。
日本では、30前に結婚しなくてはと、焦って婚活に励む人が多いと、
それは、親のためとか、世間体とかのために結婚している人が多いということで、
その親のため、世間体という条件が外れたら、何故、結婚するのか?と疑問に思ったりはしませんか?
アメリカ生活で、ビザさえ取れてしまえは、日本のような世間体もそれほどなく、結婚の意味を感じなくなってしまった。
いや、アメリカでは、パートナー制なので、必ずしも、結婚しないのが正当というわけでもないのだが、
たいてい、結婚式に出席や、上層階級とかのパーティーなんかは、パートナーと一緒に参加するイベントが多いので、結婚をしない国と誤解をしないでくださいね。
ちょっと話がまた脱線してしまいそうなのですが、
そうそう、家族を持つマインド設定だったね。
前にもブログで言ったけれど、アタシは、39歳の時に、シングルマザーになる決意をした。
「40歳までに子供を産まなくては!」
と、勝手に思い込んでいたのである。
これは、女性の中の体内時計が、生殖のタイムリミットを告げるのと同時に、
女は子供を産まなくては、(産める機能が備わっているわけだし)
こういう固定観念だけで、妊娠したいと思っていた。
ただ生殖機能が備わているから、それを死ぬ前に使いたいとか、
女だから子供を産むべきだとか、そういう考えだけで、マインドを妊娠に設定した。
そんな理由で子供を産むなんてと、反対する人もいるだろう。
でも、心配ご無用!
結局、自分の中の直感も、それは違うと思ったのか、神様も、それ おかしいぞと言ったのか、
何でも思ったことは行動に移すアタシなのに、それは結局、行動には移さなかった。
40歳になって、ジョンさんと出会った。
付き合って2年くらいした後、ジョンさんに、子供を持ちたいことを聞いてみた。
それは、自分が42歳で、さすがに、自分の卵子が心配だったので、タイムリミットに焦ってたのだ。
ジョンさんに言われた。
「それは、俺を愛しているからではなくて、タイムリミットが迫っているからか?」
図星であった。
ジョンとの子供が欲しいからではなく、タイムリミットが迫っていたからだった。
そして、ジョンの答えは、Noであった。
「子供は、まだ欲しくない。
今は、子供と Baby Cakesの2人を養える経済力もない。」
当時は、この男は、自分が子供で、本物の子供など永遠に欲しくない人なんだと思った。
でも、あの時、正直に、断ってもらえてよかったと今になって思う。
だって、あの時、アタシ自身も、この男の、子供が本当に欲しいのかと聞かれればわからなかった。
ジョンさんとは、楽しく一緒に時間を過ごせる人だけれど、この人との子供を欲しいのかは、100% YESと言える自分はいなかったと思う。
「42歳だから、もう時間がないのよ!」
と言った自分に、ジョンはこう答えた。
「子供が欲しいと2人が思ったときに、Baby Cakesが 子供が産めない年齢になっていたら、アダプションすればいいよ。」
当時の自分は、アダプションなんて、考えてもいなかったから、それは単なる言い訳だと思っていた。
そして、44歳になって、ジョンさんと、4年付き合ってきて、やっと、この人との子供が欲しいなと思った。
このアメリカに、自分とジョンのDNAを受け継いだ血のつながりのある家族を作りたいと、やっと思えるようになったのだ。
年齢的にとか、世間体とか、親のためにとか、そういう理由もあるだろうけれど、
それだけでは、今一つ前に進めなかった自分が、
ジョンとの子供を作ってアメリカに血のつながった家族を残すと、マインドセットが決まると、本当に、スムーズに子作りステージに行動を移せた。
ジョンは、子供を持ちたがらない人だとずっと思っていたし、
医学的、生命学的にも、2年前より、状況は厳しい一方だったのに、
「ジョンとの子供が欲しい!」
と言ったら、
「Baby Cakesとの子供が欲しい!」
と合意だった。
そりゃそうだよね、前は、「タイムリミットが迫ってるから、子供が欲しい!」と言っていたからね。
これは、気持ちや、リレーションシップの成長なんだと思うんだよね。
だから、生理学的、医学的には、44歳での決断は、遅すぎるにもほどがあるんだけれど、
このマインドセットが、キチンと設定されないと、行動は起こらなかったんだろうなって思うよ。
それで、このアダプションの映画を見るとき、また少し2人で話し合ったのよ。
「気持ちは変わるから、
今は、アダプションは考えられない、だから、この年齢だけれど、エッグドナーもオプションにはない。
でもね、気持ちって本当に変わると思うから、
だって、39歳の時は、シングルマザーでも構わないから、とにかく条件のいい精子で子供を産みたい。
妊娠は、誰かとの共同作業であるなんて考えてもいなかった。
でも、今は、この人の子供を産みたいと思えるようになった。
だから、そうやって、気持ちが変わるように、将来アダプションをしたいって思うときが来るかもしれないからさ、」
ということで、そのアダプションのコメディータッチ映画を見ましたよ。
なかなか、面白かった!
映画だからってところもあったけれど、
アダプションの難しさもよく描いてた。
この映画を見たからって、直ぐに、「里親になります!」っていう風に気持ちは成長しないけれど、
なかなか、軽快に、楽しめる映画なので、オススメかも。
そして、明日は、また4軒目の不妊治療コンサルテーションに行ってまいります!
そうそう、昨日、「もしや閉経したんちゃうの?」事件。
大変お騒がせいたしましたが、
今朝、生理が来ましたっ!
しかも、28日周期で!
45歳、ここ1年ほど、生理周期が24日と短くなり、自然妊娠は無理でしょうと言われ、
それどころか、閉経も真近かと、心配されておりましたが
食生活の改善、妊娠にいいといただいたアドバイスの食品はなんでも取るようにしました。
温活で冷え防止対策、 サプリメント補給、
水分補給、コーヒー禁止、マカ茶とルイボスティーの日々、
超夜型人間が、遅くともミッドナイトには就寝するようにし、7時間の睡眠は確保するようにしました。
大好きなダンスも続けて、適度な運動もしております。
そして、付き合った当初からこれは変わらず、毎日、ジョンさんとのコメディークラブのような生活で、笑顔は絶えず、
こういった日々の小さな努力が、
大きな、生理24日周期を、28日周期に改善
に繋がりました!
本当に、これ、嬉しいです。
もう、これだけで、妊娠出来るんじゃないかって、調子に乗っちゃうくらい嬉しいです!
しかし、現実を受け止めて、IVF(体外受精)と自然妊娠の両方を狙っていきたいと思います!
では、次回の不妊治療クリニックのレビューもお楽しみに!
本日のNYこりんごラジオ、過去放送ピックアップは、
「妊娠のマインドセット」をお話いしてくださった SoCal鍼灸師の、まちむら尚美さん
尚美さんも、40歳過ぎての高齢出産で2人のお子さんも受けていて、
妊活話に花が咲きました。
高齢妊活のアドバイス、いただきましたよ!
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