大好きなデザイン・チーム 「D-BROS」 の来年のカレンダーを予約しました。

早っ。


D-BROSは、これまでも私が記事にしてきた数々のアイテム…「バタフライシリーズ(架空のホテル、ホテル・バタフライを舞台にしたブックマークやレターセットなど・・・)や、「リアルなスイーツのグリーティングカード」「美しく踊るノート」・・・などなどの作品を生み出したチームで、私の一番好きなデザインチームです。


最初にD-BROSを知ったのは今から10年ほど前で、ふらっと入った輸入家具のお店に、このノートが並んでいました。



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その時、このノートは丁寧に平積みで並べられていました。
それでも、デザイナーの意図することはすぐに理解できました。
私はノートを手に取り、キッチンなり壁なりに吊るすイメージで掲げて傾けてみました。そして「こんな発想をするデザイナーがいるんだ・・・」としばらくその場で言葉を失いました。
私は手に持ったノートを買い求め、そのまま料理好きの彼に贈りました。
彼はそれを自室の壁にかけました。
私はその時、クレジットなど見もしなかったのです。

それから5年ほどしたころ、品川の原美術館のギャラリーショップで、私は美しいバタフライのブックマーカーを見付けました。バタフライが書籍に止まる姿に、私は言葉を失いました。
帰宅して美しい包装を解きながら、私はブックマークに印刷された「D-BROS」という文字に見入っていました。
こんなステキな発想をするのはどんな人なのだろうと考えたりしました。

そこから立て続けに、私はそのD-BROSによるクラフトを数点買いました。


それから更に何年も経った、つい先日のこと。
引越しのために、私は彼が部屋にかけていたこのノートをあれから初めて外しました。
殺風景になった白い壁を見てから、私は何の気なく目を落とし、手に持ったノートをパラパラとめくりました・・・
最後のページに小さく「D-BROS」という文字がありました・・・。



そうだったんだ・・・

そうだったんだ・・

そっか・・・

・・・知らなかった・・

まさかこのノートが、私を惹き付けて放さない他でもないD-BROSによるものだったとは。
そんなこと、これまで想像だにしていませんでした。

10年も前から一途に惹かれていたなんて。


納得ですドキドキ