東京オリンピックのマスコットが決定した。

全国の小学生が選ぶということで、ももえるも学校で参加していた。

 

「ももえるはどれ選んだの?」

「アにしたー。」

「なんでアなの?」

「だってかわいいし、瞬間移動できるんだよ!?」

そんなキャラ設定まであったんだ!?

瞬間移動できるなんて言ったら、小学生飛びつくよねぇ~。

 

「Cは気持ち悪いしー無理無理」

まぁ目がね・・・。子供受けしなさそうだよね。

 

「Bは超能力使えないし!」

あ、やっぱりそこが重要だったのね。

 

 

キャラ設定が気になって紹介文探してみた。

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 【ア】性格は正反対ですが、お互いを認め合い、大の仲良し。おもてなしの精神で、みんなを応援するためにベストを尽くします。

 (五輪)伝統と近未来が一つになった温故知新なキャラクター。伝統を大切にしながら、つねに最新情報をキャッチしています。正義感が強く運動神経バツグンで、どんな場所にも瞬間移動できます。伝統の市松模様と近未来的な世界観から生まれました。

 (パラ)桜の触角と超能力を持つクールなキャラクター。いつもは物静かなのに、いざとなるとパワフル。強い信念と自然を愛する優しさがあり、石や風と話したり、見るだけで物を動かしたりできます。市松模様と桜を力強く表現して生まれました。

 【イ】生まれや見た目、性格は違うけど、ふたりは大親友であり、良きライバル。日本の大地や大空を舞台に競い合い、お互いを高め合っています。

 (五輪)日本を暖める炎と大地から生まれたキャラクター。足が速く、いつも駆け回っているけれど、縁側でお昼寝するのも大好き。お祭りの活気を伝え、炎の尻尾で人々に元気を与えます。福を呼ぶ招き猫や神社のキツネをモデルに生まれました。

 (パラ)日本に四季を呼ぶ風と空から生まれたキャラクター。雲のたてがみは春風を送り、枯れ木に花を咲かせることも。軽い身体(からだ)で大空を飛びながら、四季の魅力を伝えています。神社の守り神であるこま犬をモデルに生まれました。

 【ウ】おめでたい紅白カラーに金の水引を背負ったキツネとタヌキ。仲が良く、お互いの得意分野を理解し、いつも励ましあっています。

 (五輪)日本昔話の世界から飛び出してきたキツネのキャラクター。すばしっこくて、スポーツ万能。人なつっこい性格でリーダータイプです。風の精霊と一緒に、みんなを応援します。キツネに日本古来の勾玉(まがたま)を組み合わせて生まれました。

 (パラ)頭の上の葉っぱを使い、自由に変身するタヌキのキャラクター。おっとりしているのに、運動神経が良く、まわりを楽しませるムードメーカーです。森の精霊と一緒に、みんなを盛り上げます。日本古来の化けるタヌキから生まれました。

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紹介文難しすぎ。

小学生が対象なのに「温故知新」とか・・・。

先生大変だったろうなぁ。

 

ウは・・・確かにぱっとしないなぁ。応援するだけだもんね。

 

イは・・・炎の尻尾と雲のたてがみとかの設定は悪くないけど、できることは元気を与えるだからなぁ。もう一押しってとこ?

「炎の尻尾で人々に元気を与えます」

Howの部分に炎にまつわる工夫がされてたら良かったかも。炎の尻尾振るだけじゃ火事だもんね。

 

アは・・・長々とした難しい文章でぱっと目に付く「瞬間移動」のインパクト。

他の文章は素通りしそうだが、瞬間移動で目がキラーン。

見るだけで物を動かすで、目がキラキラーン。

うん、わかるよ、その気持ち。

 

かわいさだけなら、アとイは勝負になったかもしれないけど、

子供心をつかむキャラ設定はダントツでアだなぁ。トータルで、アが圧勝したのわかるわ。

アニメ化する話もあるらしいけど、アニメ化もしやすそう。

 

イのパラリンピックちゃんが、オリンピックちゃん並みの目の大きさで、キャラ設定がもう一声あったら、いい勝負になってたかもなぁ。

個人的にはイも好きなんだけど。

 

余談だけど、

長野オリンピックのキャラが決まった時、

子供心にすごーくがっかりしたんだよねぇ。

何この崩れた鳥・・・って。

だから、子供たちが選ぶという今回の企画は良かったと思うな。

 

東京オリンピックの楽しみがまた一つ増えたね。