【内容情報】(「BOOK」データベースより)
歌舞伎町の女・奈美。孤独な彼女が心惹かれる外国人・楊は、謎の影を持つ男だった。一方、「新宿鮫」と恐れられる新宿署刑事・鮫島は、完璧な「職業兇手」(殺し屋)が台湾から潜入していることを知る。「毒猿」と呼ばれる男が動きはじめた刹那、新宿を戦慄が襲う!鮫島は、恐るべき人間凶器の暴走を止められるのか?奈美の運命は…。
前回に引き続き、新宿鮫シリーズの第2作目です
正直、前回を上回る面白さでした
今回のお話は、台湾からきた刑事と殺し屋、そして殺し屋がねらっている台湾ヤクザ
彼らの因縁がからみあって、はるばる日本まで集結してしまった
そこで、鮫島を交えた抗争勃発ってわけになるんだけど
印象深かったのは、台湾警察の郭と殺し屋 毒猿
この二人が本当にカッコイイんだわ
二人とも無口でクールな感じなんだけど、自分の信念みたいのをしっかり持ってて・・・そして、とにかく強い
奈美が毒猿に惚れるのも無理ないよねぇ
もちろん鮫島も、大活躍でしたよ
あの個性が失われることなく、相変わらずの調子でしたが、彼の突拍子もない行動力には驚かされるばかりでした
前回感じた昔っぽさも無く、ドキドキするアクション映画さながらの面白い作品でした