介護の未来は。。。
面白い記事を見つけました
科学と介護の融合?
この先の高齢者社会に多方面からのアイディアは
必要不可欠になってきているのでしょうね
身体介助のコツを伝授 「サイバーコピースーツ」を東大が開発
2010/04/02
東京大学知能情報システム研究室の國吉康夫教授らは、介護動作スキルの解明に役立つ、全身の動きと圧力などの情報を写し取れるスーツ、「サイバーコピースーツ」を開発した。スーツタイプのため、大掛かりな装置を設置することなく、いつでもどこでも計測ができる。サイバーコピースーツは厚さがわずか5ミリのウレタン製で、3ミリ角の触覚センサー1,856個と姿勢センサー15個が頭、腕、背中、もも、足など張り巡らされ、帽子と靴を含めて全身の動きを探知できる。重さは腰につけるコンピューターを合わせて約3キロ。
スーツを装着すると、人の動きと皮膚が物や人に触れたときの圧力の強さをコンピューター上で瞬時に再現できる。コンピューターグラフィックスで人の動きを画像で表示するので、圧力の強度や圧力のかかる部位が確認でき、他者から見てわかりづらかった力のかけ方などが視覚的にわかるようになっている。
同研究室によると、スーツを装着して介護の抱え上げなどの動作を計測することで、身体介助のコツなどを分析したり他者へ介助方法を伝授するのに役立つという。
また、人の動きを詳細に把握することにより、介護にも活用できるような人型ロボットの開発やスポーツ、リハビリなどの運動動作の解析、疲れにくいイスの開発などに利用できる。