≪大きすぎるリアクションは、印象づくりにマイナス効果≫
「人に好かれる会話術」などのタイトルのノウハウ本を読むと、
良く書いてあるのが
「リアクションは多少大げさなくらいがちょうどよい」
という文が目につきます。
そして決まったように例え話で出てくるのが
「ごきげんよう」の小堺一機さんの会話スタイル。
彼のように大げさなリアクションをとれば
場をなごますことができると書いてあります。
私はこれには賛成しかねます
なぜならリアクションを大げさにすることによって、
全体的な印象にマイナスなものを植え付けてしまうことがあるからです。
≪リアクション上手=モテる?????≫
あなたが、その手のノウハウ本の通りにリアクションを身につけることを練習したところで、
結局どのように人に評価されると想像できますか?
「あの人は会話に慣れているな。というか会話に慣れすぎているよね」
「あの人と話をしてると楽しいわ。でも楽しいだけなのよね」
「なんか・・あの人ってリアクション芸人みたい」
「パーティーに一人は欲しいよね。ずっとそばにいてほしいとは思えないけど。」
一生懸命リアクションしたのに、こんな評価をうけることだってあるんです。
慣れすぎたリアクションが逆に悲劇をうんでしまうわけですね。
「でも小堺一機みたいになればいいと書いてあったじゃないか!」
たしかにそうなのですが、彼のリアクションは言ってみれば、「演出」です。
テレビを意識したリアクションは現実の会話には大きすぎるんです><
≪リアクション以上に相手が求めているもの≫
男も女も、異性に最後に求める性質はノリのよさではなく、誠実さです。
会話に慣れすぎている人って、軽すぎて嫌なんですよね。
過ぎたるは及ばざるがごとし」と言いますが、
リアクションにはまさに、このことわざがぴったりと当てはまりますね。
驚きや喜びのリアクションも大きすぎると逆に、
何のリアクションもしないのと同じぐらい無意味ものになってしまうのです
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