通常,わたしたちが日常生活で使っているのは,10進数ですよね.

1,2,3,4,5,6,7,8,9,の10個を使って数を表現しますが.


2進数というのは,0,1,の2個だけ.

16進数というのは,0~9,A~F,の16個を使います.


2進数は「禁止IPアドレスのマスクとは?」の記事にもありますけれど.

16進数はあまり見かけないように感じますが,

ホームページやブログを使っている人はよく利用しているものです.


パソコンの画面上の色,つまり,ホームページやブログなどの色を指定するとき


色の指定は,カラーネームや16進数で指定する方がほとんどだと思います.

たとえば,文字に白い色を設定する場合HTMLでは,

<font color="white">文字</font>

<font colo="#FFFFFF">文字</font>


注:ここでは例として分りやすく<font>タグを使っていますが,

<font>というタグは将来廃止予定の非推奨要素であるため,

文字の色はCSSで設定するのが無難です.(^^;

<span style="color:#FFFFFF;">文字</span> など


この,FFFFFF が16進数.

赤,緑,青の色の段階を,この順番で2桁ずつ並べています.(FFFFFF


パソコンの画面上の色は,赤,緑,青の色ですべて表現されていますが.

この3色は0~255の256段階に調整されるので,フルカラーでは,256X256X256 の 16777216色.

とはいえ,この16777216色すべてが異なる色というわけではありませんが.

この256段階を10進数で表現すると,0~255ですが.

16進数で表現すると,00~FF,となるわけです.


CSSでは,色の設定が,カラーネームや16進数だけでなく,10進数や%でも表現できます.


16進数で,<span style="color:#FFFFFF;">文字</span> の場合は,

10進数で,<span style="color:rgb(255,255,255);">文字</span>

%では,<span style="color:rgb(100%,100%,100%);">文字</span>


わたしも通常の場合は,Webセーフカラーを16進数で設定していますが.

画像の色と,CSSで設定する背景や枠の色を同じにしたい場合などは,10進数の方を利用していますね.

画像を作成,加工するときに,レタッチソフト(画像作成編集ソフト)の配色の設定で,rgbが10進数で出てくるので,それをそのまま使っています.

もっとも,ディスプレイ上の指定であるので,設定する値や閲覧する環境によっては,同色とならないことがありますので.