6月23日の「世界まる見え!テレビ特捜部」の放映で、
アメリカのテレビ番組の「大減量プロジェクト」
http://www.ntv.co.jp/marumie/onair/080623/080623_03.html
を紹介していましたね~

野球場巡りダイエット(内容的には食事置き換えプロテインダイエット)
朝夕食事逆転ダイエット
ベリーダンスダイエット

の3つ。
この中で朝夕食事逆転ダイエットはわたしもたまにやっていますわ。

朝夕食事逆転ダイエットとは、
簡単にいえば、朝食と夕食を取りかえて食べるダイエット方法。
典型的な朝食メニューを夕食に食べて、典型的な夕食メニューを朝食に食べるというものです。

ふだんの食事って、たいていの場合朝食は軽めだったり、似たような感じのものだったりしませんか?
我が家の場合は、たいてい朝はごはんに味噌汁、納豆かたまご、野菜の付け合わせ。
人によっては朝はコーヒー、ジュースやヨーグルトだけだったり、バナナだけだったり、まったく食べなかったり。
前日の残りというのは別として、朝からトンカツ!、朝から焼肉!とハードでボリュームのある食事をがっつりいく、というのはあまりないかと思います。まぁ、中にはそうでないケースもあるでしょうが。
たいていは、朝は手早く用意できるもの、軽めのもの、夜は手の込んだもの、ボリュームがあるものではないでしょうか。

このダイエット方法では、この朝食と夕食を入れ替えるわけです。
朝食に、ごはん、トンカツ、キャベツの千切り、漬物、サラダ、味噌汁。夕食では、ごはん、納豆、おひたし、味噌汁。といった具合です。
番組で紹介されていた朝夕食事逆転ダイエットの食事メニューを、そのままそっくり真似するのはどうかと思いますが、ふだんの朝食メニューと夕食メニューを入れ替えて食べてみるのも、食べ方の良い方法だと思いますよ。

この食事で痩せやすい理由のひとつは、血糖コントロール。
食事の炭水化物量やカロリーを 朝食>昼食>夕食 とする方が体脂肪が落ちやすいため。
脂肪は血糖値によって体につきやすくなったり、使われやすくなったりします。
雑穀や食物繊維がダイエットにいいと言われる理由の一つが、糖分の吸収を緩やかにして食後の急激な血糖の上昇を防ぐこと。
血糖値の急激な上昇によって遊離脂肪酸は脂肪細胞に取り込まれて体脂肪になりますが、逆に一定の血糖値以下だと脂肪細胞から脂肪酸が遊離してエネルギーとして使われてやすくなります。
朝軽め、夜がっつりの食事では、寝る前になっても血糖は高いまま、寝ている間に体脂肪として付きやすい。
逆に朝がっつり、夜軽めの食事だと、寝る前ごろには血糖値はある程度さがってくるので、寝ている間に体脂肪が使われやすいという理屈です。

夜だけ炭水化物抜きダイエット(夕食のごはんなし)、夕食早めダイエット(夜6時までに夕食を食べる)なども、理屈的には血糖コントロールだと言えますよね。
夜だけ炭水化物抜きダイエットなどと違うところは、朝夕食事逆転ダイエットは基本的には1日の総カロリーや食べる量は同じ、食事制限などはないままで、朝と夕のメニューだけ入れ替えるというもの。

朝から手の込んだものを用意するのは大変・・・という意見もあると思いますが、夕食に作ったものを夕食のときに食べずに翌日の朝食に回すという方法ならば、忙しい朝でも手早く夕食メニューが食べられますので。
ナマモノとか期限のあるものをとっておくのはムリがありますし、作りたてが美味しいものもありますから、そこらへんはダイエットを行う人の裁量にお任せしますね。

最初の方で、わたしもたまにこの朝夕食事逆転ダイエットをやっていると書きましたが、やろうと思ってやっているというよりはカロリー調整のためにやっていることが多いかもしれません。
がっつりしたものを夕食メニューとして作ってしまって、それをがっつり食べたいとき。
あ、このメニューでこの時間にこの食べ方は・・・(-"-)  と、ふと思ってしまったとき。
食べたいならば食べればいいんだけれど、う~んと悩むくらいならば、とりあえず食べるのをやめて次の機会に、と考えてしまう方なので、うっ・・・と思ったら、翌日の朝食行き。
そして手早く朝食メニューを作って、何も考えずに美味しく夕食としていただいています。
だから、夕食に納豆・・・というのもけっこうあるんですよ。
さすがにだんなのくまっちは、朝昼晩関係なく、がっつり食べたがりますけれどね。