『9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方』 | *

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↑『ゆきのひとつぶ』と読みます

礼。



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相変わらずレジャー産業としては

ほぼ一人勝ちのようなディズニーリゾートの世界、

その内幕を記した本の一つです。


正直私はディズニーリゾートにあまり興味ありません。

キャラとしてはミッキーを以てしても

くまモンに負けてるし、

夢の国なんて言うほど実際には

ファンタスティックでもないし、

でも、

リゾート地として必要なホスピタリティは十分だし、

職員全員がスタッフではなくて

ショーを見せるキャストになっているし、

そういう意味では素晴らしいところだと思います。


きっと特別なことなんて書いてなくて、

ごく普通のことばかり書かれているんだろうと思っていましたが、

まさにその通りでした。


ハッキリ言って、

誰でも理解できること、

誰でも知っていること
しか書かれてません。


本当にごく基本的なことばかりしか書かれてません。


これを読んで、

「よし、もう一度基本に立ち返って検証してみよう」

と思うのか、


「こんなのディズニーという特殊な世界だからできるんだ」

と思うのか、

「こんな当たり前なことできてるに決まってる」

と思うのか、

「こっちにはこっちの事情があるんだ」

と思うのかは・・・


自由だ~!!!


とは思いますが、

バブル期に黙っていても客さんが来ていた業界、

最近ブームが復活しつつある業界、

でもやっていることはバブル期と同じレベルの業界、


せっかくつかみかけたチャンスを

モノにするには、

こういうちょっとした基本を大切にしよう

という姿勢がキーポイントになると思うのは、

私だけでしょうか?


キャストのちょっとした挨拶、

キャストのちょっとした足場の整備、

本当にちょっとした気遣いが

ゲストの心をつかみます。



キャスト全員がレルヒさんみたいに

サービス精神旺盛になってほしいとまでは

言いませんが、

1人1人がほんのちょっとだけそういう気持ちを

持つだけで、全体が大きく変わると思います。


ギブアップの前にできること、

まだまだあるはずです。


礼。