”高速化によるスキー場の危険度アップ” | *

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↑『ゆきのひとつぶ』と読みます

礼。

 

スキーが大好きなみなさん、

スキーはともかくとるびがちょっと好きなみなさん(笑)、

おはようございます!

 

当ブログをお読みの皆様にも是非お読みいただきたいと思います。


 

***以下、感想ですのでスルー推奨***

 

安全・技術向上・普及

関係ないようでいて密接に関係していることがわかりました。

安全と技術向上がトレードオフの関係にあるように

言われることが多々ありますが、

それが大きな勘違いであるという認識が当たり前になる日は

来るのでしょうか?

 

巷でプライズテストが必要かどうか

暴走スキーの温床ではないかという

議論になっているみたいですが、

私は・・・

必要だと思います!

(意外?)

あまり知られていない話ですが、

クラウンに合格するような方のスキー操作の精度、半端ないです。

(素人とるBの節穴に近い目でもわかるくらい)

 

ただ、何度かプライズテストを見た感じでは、

とてもスキー操作の精度を試しているとは思えない

ただの力勝負にしか見えない

というのが正直な感想です。

 

あれだとプライズテストが

迷惑暴走スキーヤーを量産していると言われても

文句言えないと思います。

現状では、プライズ廃止論が出るのは

ごく自然な流れだと思います。

 

安全を無視した力任せの滑りを扇動するのは

精度の高い技術を真剣に追い求めている選手に対しての侮辱であり、

非常に失礼なことだと思っています。

 

必要だけど今のやり方でいいとは思いません。

これに関しては外野が云々ではなく、

被害者たる一般スキーヤーとして申し上げておきます。

 

眼力の優れた全国屈指の検定員が見ているわけですから、

他のスキーヤーに迷惑のかからない方法で

スキー操作の精度を試す方法はいくらでもあると思います。

(全種目小回り系にするとか、大回りは不整地だけにするとか、

ゲレシュプ復活とか、リフトなしで往復サバイバルレースやるとか)

 

でも、"失われた10年"で構築された暴走文化に

どうやって収拾つけるのでしょうね(笑)


ところで、

実際にプライズテストがなくなったらどうなるか?

プライズの目標がなくなってスキーやめちゃう?

絶対ないですよ!

スキーが好きな人の集まりですよ!

それこそ馬鹿がつくくらいスキーを愛している人の集まりですよ!

レースとかフリースタイルとかバックカントリーとかテレマークとか、

他のジャンルで情熱を爆発させると思いますよ。

愛している対象がスキーであれば・・・。

 

欧米のスキー先進国ではむしろ

レースやフリースタイルなどの方がメジャーで、

基礎スキーの説明に困るくらいだそうです(笑)


日本:技術➡️楽しさ➡️安全

欧州:安全➡️楽しさ➡️技術

順序も逆・・・。

 

一時ほどではないものの、まだまだスキーに関しては

“日本の常識は世界の非常識”

なのかもしれませんね(^^;

 

そういえば、

去年も注意喚起されていらして、

この時も僭越ながら感想を書かせていただきました。

https://ameblo.jp/mazzo-baggio/entry-12235448699.html

 

暴走を扇動していたスキー雑誌2つのうち

1つが廃刊になり、もう一つも書店で見なくなった今季こそ

変われるチャンスではないかと思います。

 

スキーが好きなんですよね?

私はスキーが好きなんです!

 

とるび砲言わんといてくださいな(^^;

 

礼。

 

 

 

(おまけ)

シンプルだけど丁寧なメソッドが上達の最短距離ということのようです。

https://www.youtube.com/watch?v=oEn4ALYeJUA

https://www.youtube.com/watch?v=Vv6ykR3ZLsQ

https://www.youtube.com/watch?v=qmYZqcduaUg

結局のところ、レースにしてもオフピステにしてもフリースタイルにしても

戻ってくる原点が集約されているのがスキー先進国の強さなのかなと思います。
日本だと「コソ勉」レベルの裏技的位置付けのようです(笑)