私自身の話をしましょう。


私は、MY主治医里見先生と、大変良い信頼関係を築けている、と思ってます。

それは、単に相性とか、かっこいいとか、言葉づかいとか、
の問題ではありません。


それは、今までの彼の言動から
垣間見える彼の人となりの、小さな積み重ねから
築かれていったものであり、
かつ
私も私の要望をこと細かくご説明させていただき
どういう治療をどういう目的でしたいのかを
お話しさせていただけたからだと思っております。

結果として、
私が、これを話させていただいたおかげで、
私自身、すっきりしましたし、
彼も、私の考えに合う治療法を勧めやすかったと思っています。


では、里見先生の私が良いと思うところを書いてみましょう。

目を見て話す。
同じ目の高さで話す。
気持ちが安定している。
本当のことを話してくれる。
私たちの話を最後まで聞いてくれる。
言葉を選んで、ゆっくりと説明してくれる。
私たちの質問に対して、的確に答えてくれる。
どんな些細な質問にも、誠実に答えてくれる。
私が診察室にいる間、時計に目をやったことがない。
私の質問に答えた後、必ず、「ほかには?」と聞いてくれる。
私が医学用語を間違って覚えていても、決してそれを訂正したりしない。
これからのことに対して、調子いいこと、必要以上に期待させることは言わない。


ちょうどいい具合に、コンセンサスが図れたよい例だと思います。
私たちと先生とは、同じぐらいしゃべっていますよね・・・今思うと。
先生だけが話していた感じはあまりないです。

ガンは、患者の人生観、バックグラウンドなどによって
治療に選択肢があるので、
医師との双方向コミュニケーションが出来ると方向性は見つけやすいです。
但し、患者が精神的体力的に十分に話せるか?という問題がありますが。
その場合、家族やパートナーのヘルプがとても重要ですよね。
重要な話を聞く時は、夫や家族と一緒に行ってもらうことは
とっても大切。
自分一人だと、必ず聞き逃していたり、聞き間違えていたりするから。
患者は、病気なので、言われたことをゆがめて解釈したりもします。
築けるはずの信頼関係が築けなくなることもあるのでは・・・と思うのです。
もったいない。
先生との関係に、ストレスが生じるようでは治るものも治らなくなってしまいますよね。

http://www.nyugan.jp/communicate/index.html
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