fb上野直人先生の投稿です。
下記シェアします。
これを読んで、
私はまだまだハイリスク患者だと確信しました。
来週から放射線治療。これはアクティブに治療を受けている人っしょ。
また、治療後2年間は免疫低下の可能性とあります、とあります。
これを読んでいる方の中には、
奥ゆかしいあまり、もう私は基礎疾患はない人として、
ご無理なさっていらっしゃる方がいるかもですが、
堂々と、基礎疾患がある人として、
お体ご自愛くださいませ!
私たちのがんセンターの状況(以下参照)、おそらく日本の皆様ここまでする必要があるのかとおもうかもしれません。しかし、アメリカでがん医療に従事しているものとしては、国あるいはCDCのガイドライン以上のことをしないとがん患者を新型コロナウイルスの感染から守ることはできません。
がん患者でアクティブに治療を受けている人はハイリスク患者です。
また、治療を完治しても2年間は免疫低下の可能性があります。
日本の状況みてるとせっかく感染の広がりを抑えていたが、揺るやかな状況すぎではないかと思います。
いったん医療崩壊が起こるとがん治療は非常に難しいです。
私たちは未然にそれを防ぐ義務があると思います。
日本がアメリカやイタリアと同じ状況にならないことを切に願います。
厳しい状況を迎えるのは、高齢者、がん患者、基礎疾患のある方々です。
健康な方々の責任が
今回はとても大きいです。
がん医療従事者の早急な予防的対応が需要だと思います。
1.チームを二つに分けて、2週間ごとに従事させる。仮に新型コロナウイルスが発症しても、全チームに広がらないように対応。
2.急用が必要で無い治療はすべて遅延させる、多くの手術あるいは放射線治療を遅らせています
3.完治を求めることの可能性の高い以外の臨床試験を新たに患者を入れない。
4.遠距離からの患者を地元で治療させる。
5.医療チームとごく最小限のサポートスタッフで病院を回す。
6.病院に入る前は全員体温と質問票をスクリーニングする。疑いのあるものはすぐに隔離し、新型コロナウイルス検査を実施、疑いが晴れるまで自宅待機
7.患者の付き添い、お見舞いはすべて禁止
8.研究所は完全封鎖、すべての実験、動物実験も含めて禁止。多くの研究者が泣いています。研究所のスタッフが病院の患者に間接的にも影響する可能性があるので。
9. 毎日病院の上層部は情報公開しを院内と院外で行う。
10. 乳がんの新型コロナウイルスに準じた治療ガイドラインのコンセンサスを確定、おそらく、ほかのがん種も同じことをしていると思われます。
2020年3月26日時点での情報です。
※なお、上野先生はアメリカ生活歴が長くて日本語がちょっと苦手なため、時々「てにをは」がおかしい時がありますが、だいたい想像して理解してください。笑。上野先生はとっても素晴らしい方、尊敬してます。ちょっと面白い関西弁をお話しになるのですがキュートです。7年ぐらい前からのお知り合いです。
堂々と、治療中ですと言おう!
日本でも、
医療が崩壊すると、
がん患者の治療が遅れたりする恐れがあるようです。
そんなこと避けなければ!!