私はここ10年ほど毎年沖縄旅行しています。

でも、今年は特別でした。

出発前夜から主人のお腹の具合が良くなくて、出がけに下痢気味だったので羽田空港に着いてから、持っていた下痢止めを飲ませました。

飛行機に乗ってから30分くらいしてから主人に異変が起きました。

体全体から冷や汗が出てきて顔面蒼白で顔は冷たくなり、目が見えない、耳も聞こえないと訴えCAさんがお絞りや冷たい水を持って来てくれたりしました。直ぐに横になれる席を用意してくれたのですが、そこまで移動できるような状態でなくてとにかく症状が落ち着くのを待ちました。

CAさんに那覇空港にドクターがいる医務室があるか調べてもらったけれど空港にドクターはいないというので、車椅子を用意してもらって近くの病院に行くようにしました

那覇空港に着陸したら機内に車椅子が運ばれて来て、その時主人の症状は少し落ち着いていましたが、念の為車椅子に乗り、空港のスタッフがタクシー乗り場まで連れて行ってくれました。

既に病院を調べていてくれて豊見城中央病院に行きました。

主人が車椅子で杖をついて後から必死で歩いている光景はみんなの注目が集まらないわけないですよね!?

病院に着いて救急で血液、レントゲン、心電図、エコーと検査してもらいました。

結果は単なる胃腸炎で、どうやら下痢止めの薬を飲んだのが良くなかったようでした。

点滴が終わったら帰って大丈夫と言われ、点滴が終わるまで時間があるので、朝から何も食べていない事に気づいた私は何か買いに行こうとしたのですが、私は一銭もお金を持っていなくて主人の財布は他の荷物と一緒に預けてしまったので、たまたま持っていた主人飲んだの小銭入れに300円程入っていたのでせめて水分補給だけでもと思い、売店に行きました。

売店はお菓子やお弁当がたくさんあってしかもとっても安く、お弁当と飲み物を買っても300円以内で納まりました。

そしてこれが沖縄で食べた初の食事です。



黒米のおにぎり、生揚げ煮つけ、人参とパパイヤの炒めもの、ほうれん草の炒めもの魚のフライ、味付き挽き肉の天ぷら、値段は安く量も少なく私にはちょうど良い感じでした。
お弁当を待合室で食べてから点滴をしている主人の所に戻ると看護士さんが地元の人がオススメする沖縄のお店をたくさん教えてくれました。

他の看護士さんやドクターまで巻き込んで1人一つづつ教えてくれました。

東京の病院ではまずこんな事はありえません。

沖縄の人の優しさが身にしみました。

ますます沖縄大好き人間になった私です。

幸いに主人の容態も回復しつつレンタカーを借りてホテルに向かいました。

これが第一日目、二日目以降、もっと凄い事になるとは思いもつきませんでした。

とりあえず今日はここまで……






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