● 私自身のいろいろについて、１００のキーワードを書き出し、それぞれに記事として記述しております。
今夜は「大先輩石阪春生先生」について語ろうと想います。
出身大学の、絵画部”弦月会”の、2年ごとに行われるOＢ展にて、石阪先生（左）と撮影。
石阪春生先生は、出身大学の先輩で、新制作協会という絵画団体の会員で審査員もされてました。
神戸の有名画家であり、神戸の広報誌「神戸っ子」の表紙なども描かれてたかと想います。
わたしが石阪先生と出会ったはじめは、まだ大学に在学中の時。
当時は「銀牙会展」と呼ばれた現役生とOBとの合同展覧会でのことでした。
先生の、その描かれる女性像のあまりの美しさ、繊細さに一目ぼれしました。
そして、先生ご自身のダンディさにも、とても惹かれました。
卒業後も先生の個展にお邪魔して、いつしか顔をおぼえていただけるようにもなり。
個展の案内状もいだけけて、先生が講師を務めるポートピアホテルでの個展も、できうる限り通ってました。
石阪先生の代表作「女のいる風景」シリーズの絵と。
画壇に関してのいろんな知識や公募の心得、そしてわたしが「型にはまることはそぐわない」と言ってくださり、美術研究所でのデッサンを学習することを辞めるよう、親へ説得のメッセージを書いてくださったこともあります。
先生がご存命での最後の個展の時、予感がしたのか、ぜひお会いしたいとポートピアホテルの担当の方に問い合わせ、先生ご在廊の日にかけつけ、たまたま先生と二人きりでお話しできる機会を得て。
自分の画集と、出版された詩画集をお手渡しできたのは本当に嬉しかったです。
先生がお亡くなりになられたのは、いつもお送りしている年賀状のお返事かに、その息子さんから亡くなられた旨を書き記したものが送られた時でした。
おおきな道しるべを１つ、喪った思いでした。。。
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画家で詩人
ゆり呼こと渡邉裕美拝
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