降参 | 空即是色

空即是色

歌うことが好き、見ることが好き、書くことが好き

愛読ブログの主さんが、韓国ドラマのことを書いていた。

最近話題になっていたドラマで、最後まで見たら結構面白かったと。

 

韓国ドラマ。

私にとっては、ゲームと同じジャンルだ。

”始めたらハマってしまって抜け出せなくなる”とわかっている対象である。

だから、長い間、手を出さずにいた。

(ゲームはすでにハマってしまって、どうしようもないことになっている(笑))

 

今書いている小説の主人公の一人が韓国人なので、韓国人の人となりを表現するのに苦労していた。

そこへ、絶妙なタイミングで主さんの韓国ドラマの言及。

これはもう、見るしかないと思った。

 

その話題になったというドラマを見始めて驚いた。

よくできている。

見始めたら止まらない。

 

ドラマだから、多少の誇張はあると思うのだが、それにしても韓国人の皆さんの「熱さ」は伝わってくる。

女性同士の掴み合いの喧嘩。

男女とももれなく酒好きで、すぐに酔っ払って醜態を晒す。

男女とも、言いたいことをはっきり言う。

男性は涙脆くて、すぐにおいおいと泣く。

日本人とはだいぶ違う…

 

なんとも言えず、人間臭くてほだされてしまう。

日本人との違いがわかってくるのが、これまたなんとも言えない。

 

小説を書く上で、非常に役に立ったことは言うまでもない。

以前の私なら、考えられないことだ。

だいいち、韓国は大嫌いだったし、嫌いを通り越して怖かった。

娘と二人で韓国旅行をしたこともあったが、あの時が最初で最後だろうと思っていた。

 

でも、今は微妙。

バンド仲間に、韓国ドラマ大好きという人がいる。

もし彼女に韓国旅行に誘われたら、ほいほいと承諾して一緒に行ってしまうかもしれない。

 

韓国ドラマは、実に面白い。

降参です…