私には90歳になるおじいちゃんと80歳のおばあちゃんがいます。
ここ2,3日、体調が悪かったおじいちゃん。
昨日、往診で先生に、「もう近いと思います。覚悟だけはしてください。」
と言われました。
熱が下がらず、呼吸も荒く、意識も朦朧・・・
若い頃に病気をしてから、ずっと家にいるおじいちゃん。いろんなことを我慢してきました。
心臓と腎臓に慢性の病気を持っていて、今はもうほぼ寝たきりです。
「家で死にたい。」
という、おじいちゃんの願いだけは叶えてあげたくて、本当はすぐにでも入院するべきなんだろうけど、
毎日、主治医の先生に往診してもらい、家で家族で看病と介護をしています。
今までも何度も何度も生死をさまようほどに弱ったことがありました。
3ヶ月に一回くらいかな?先生に「ちょっと危ないです・・・」といわれてきました。
そのたび、今回こそ、あぁもうヤバイな・・・と胸騒ぎがします。
以前、ブログをかかなくなったのも、おじいちゃんが弱っていたのが理由でした。
でも、おじいちゃん、いつも回復してきたんです。
弱っていた心臓がちょっとだけ回復するんです。
家族は毎回少しだけ、あわ~い期待を抱くようになってしまったんだけど、
でも、毎日のように近くにいると、もう近いことは私にもわかります。
昨日も、「おじいちゃん、わかる~??」という問いに、ただただうなづくだけ。
ほそーい腕にずーっと点滴の管を通して、ときおり痛がる様子を見せながら、
ずーっと寝ています。
そんな上、いつもそばにいるおばあちゃんが、玄関先で転倒して立てなくなり、
そのせいで動けなくなり、ごはんも食べられず、脱水を起こし、二人して弱ってしまいました。
おじいちゃんとおばあちゃんは二人で暮らしているので、たてなくなっていることにすぐには
気づいてあげられませんでした。。。
今は、部屋の真ん中に点滴台を置き、ベットを二つ並べて、二人なかよく点滴しています。
まるで、夫婦漫才です。
両親が共働きで、おじいちゃんとおばあちゃんに育ててもらったような私。
結婚して、地元へ帰ってきてからというもの、毎日のようにおじいちゃんおばあちゃんの家へ行き、
恩返しと言ってしまえば、恩着せがましいかもしれないけれど、
すこしでも側にいたくて、ここ2年くらいは忙しい父母にかわって介護もしてきました。
一緒にいられる時間があと少しなら、せめておばあちゃんが回復するまでは泊まってあげたいんだけれど、
娘がいる以上、できることも限られていて・・・
昨日から母も泊り込んで看病にあたっていますが、やっぱり母も気丈にふるまっていますが、疲れていて・・・
とにかく、先生の言う、「もう近いですよ。」 どのくらい近いのか・・・
だれにもわかりません。
以前はおじいちゃんが弱るたび、もうダメかも・・・と思うたび、涙があふれていましたが、
あるとき、おじいちゃんは、まだ生きてる!!!また笑ってくれる!!!
そう信じて、絶対泣かないと心に決め、とにかくおじいちゃんのそばでは笑って笑い話をしています。
もっとこうしてあげればよかった、っていう後悔は絶対すると思うけど、
今、一緒にいられるのだから、そばでできるかぎりのことをしてあげようと思います。
なので・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
長くなっちゃいましたが、またブログ、更新できなくなると思います。でもまた絶対帰ってくる予定!!!
そのときはどうぞよろしくお願いします。
では、また~。