演技をする自分は虚しい。

ほら、あたしって自由に泳いでいるでしょう?って。

ほんとは狭い場所でもがきながら餌与えられてるだけ。


自分にできることなんて

ちっぽけすぎて

塞ぎ込むことしかできなかった。


やっぱ駄目。


あたしにはできないことが多すぎる。



何であたしを誰も自由にはしてくれないんだろ。

理想ばっか押し付けられてきた。

いつもそう。

だからあたしはこうじゃなきゃいけないって思って演じた。

良い子も悪い子も。

大人になる度に

自分を見失うなら

いっそ子供のままでいようなんて

馬鹿な発想だけど

そうじゃなきゃ救えない自分が居た。


誰に解って欲しいもんじゃない。


出来ないんだから。



決まった枠の中で泳がせてるのは自分。


抜けたらどうなるのか・・・・・・・

まだ信じられない。未来も自分も。

一人なのは確かなことで

誰に背負わせる気もない。

不幸自慢する気もないし


ただ一緒に居たかったな。

さよなら。



追記


 だからかぁ・・・。

人の色に染まった振りをする自分の理想が人形。

誰の色にも染まれるのにツンとした顔はすごく冷たくて。

それでいてすべてを受け入れてくれるような気がする。

不思議な存在だった。

きっと孤独。

だけどそれを知る術さえ知らない。

生きることって感情と向き合うことでもあるし。

人間に魅力を感じなくなってきたから・・・・

また生のないものに気持ちが向いているのかな。

心が狭いな。ほんと。