厚労省が昨年発表した「平成28年国民健康・栄養調査」では、重点項目として糖尿病などに関する調査を発表している。内容として、糖尿病有病者は12.1%で、男性は16.3%、女性は9.3%。ともに50代以上の糖尿病有病者数が顕著に増えており、70代以上の男性は23.1%だった。推計人数を算出すると、糖尿病有病者は、平成24年の調査から50万人増えて約1,000万人と過去最高となったそうだ。

このことは、高齢化社会や運動不足・食生活の乱れなどで肥満者が増えているのが原因とみられる。