ホタルノヒカリ第2話を見た | のだめと申します!

のだめと申します!

日頃ノドまで出掛かってるが中々言えない事、
今まで語れずにいた「ノドまでタメてた話を申告」などを掲載していく
自由ブログです。

これで、抜けた分を完成させたわね


では、


第二夜


いってみよ!



「干物女とラブメール」



公式ページのあらすじ↓

「君はすでに枯れている。君は干物女だ。」
そう高野部長(藤木直人)に言われてしまった干物女の蛍(綾瀬はるか)。
その言葉を振り払うようにますます仕事に熱中する。
そんな中、マコト(加藤和樹)が近所の小さなパン屋 『朝倉屋』 のリノベーションを提案する。
しかし、短期間で低予算の案件。部長や要(武田真治)が渋る中、
「あの店のリノベーションは、私たちインテリア事業部としてやる価値がある。手島さんなら大丈夫です」
と思わず言い切る蛍。そしてその一言がきっかけで 『朝倉屋』 リノベーションは実行されることになった。
するとその直後、蛍の携帯に思いもよらないメールが。
「ありがとう…」
なんとマコトからのメールだった。
しかし仕事モードの蛍は何も考えずに速攻で 「了解」 と返信してしまうのだった。
山田姐さん(板谷由夏)の 「恋愛系メールのノウハウ」 講座を聞き、

後になって自分の色気のないメールに後悔する蛍。
一方、先日マコトに恋愛相談をされた優華(国仲涼子)はマコトへの気持ちは諦めきれないものの、

応援するとマコトに告げる。
マコトは自分で提案した 『朝倉屋』 のリノベーションのデザイン作業に煮詰まり連日部長にダメだしされる日々。
そんなマコトのために、徹夜資料を作る蛍だったが、メールひとつまともに送れないのに、
資料を渡すことなどできないと部長に嘆くのだった・・・。
部長のアドバイスで、なんとかメールで資料を作ったことをマコトに伝える蛍。
そんな中、大型の台風が接近、さらにマコトが資料を取りにくる、と蛍と部長の住む自宅に接近!!
激しい風雨の中、 絶対ヒミツの同居生活と干物女の姿がバレては大変と、

部長と蛍は台風以上にバタバタし始めるのだが、
部長の機転でなんとか同居はばれずにすみ、マコトのデザインも無事に完成する。
嵐も去って、全てが落ち着いたように見えた夜、マコトが完成させたデザインに素直に喜ぶ優華に、
「その恋を応援する」 と宣言する要。
その頃、蛍は思い切ってマコトにメールを送っていた。
「あなたに逢いたいです…」
送ってしまった後、自分の大胆なメールに激しく動揺し
「送ったメールを取り戻す方法を知りませんか!?」 と部長に泣きつく蛍。
その時、蛍の携帯電話にメールの着信が・・・!



店の前で通りがかる人のリサーチ中、高野から干物女扱いされたことを思い出すホタル


(私は・・・干物女)

「君は、干物女だ!」高野の言葉

(私は、既に枯れている)

「君は、既に枯れている」高野の言葉

(私は、女として、終わっている)

「君は、女として、終わっている」高野の言葉

イライラをぶつけるように、カウンター機をカチャカチャ・・・やっとるところへ、
山田姐さんからメールが来た


『お昼行けそうにない!
パンでも買って来て!!』


了解!と即返信するホタル

この返信言葉は、パート2でも出てくる・・・

一番簡単で一番まっすぐな言葉なんだけど、仲間同士の業務連絡には最適だね

でも、恋には、ちょっとビターな香りが強すぎる( ̄▽+ ̄*)

マコトに恋したホタルは・・・


山田姐さんは、業務奮闘中
要に対しても、上から目線・・・いやバカにしてないか?愛嬌でしょうけど

その山田姐さんのお使いで、よく行く『朝倉屋』というパン屋で買い物を済ませると
他に来ていたOL達が、この店の事を批判した声を聞く
「ここ、イマイチぱっとしないんだよね~」「そうね~駅の向こうまで行く?」と行ってしまった


店を出たホタルが、この店を見つめる
社に戻ると、マコトが偶然、その店『朝倉屋』 のリノベーションを提案していた
「昨日、店に立ち寄った際、客足が落ちてるので・・・」と
期限は10日以内、総予算は50万円以内と、短期間で低予算の案件を高野に申し出たが
小さすぎる仕事だし利益もでないと部長や要も良い顔しないので、心配そうにマコトを見つめるステキ女子・優華


その時ホタルが
「あの!わずかな利益でも、事業部としてやる価値があるかどうかだと思うんです。
朝倉屋には私もよく立ち寄ります。地の利はとてもいいんです。
もし、私たち事業部の手で、あの店を新しく生まれ変わらせることが
出来たら、それで、その評判が、OLの口コミで広がれば!」
と、発言すると、
OLの口コミは、バカに出来ない、朝倉屋のリノベーションが、この事業部の宣伝になれば、やる価値あると
山田姐さんが助言した

「はい!私、朝倉屋を通るたびに思うんです。
あの枯れ果てた感じ、何とかなんないかなぁ
何とかしてあげたいなぁって」

(この女、自分の枯れ果てた姿は棚にあげ・・)
高野部長の呆れた心の声


「僕も、雨宮さんと同じです。デザイナーとして、やってみたいと思うんです。
単なるリフォーム、修復修繕ではなく、

ああいう小さなお店のリノベーション、再開発も、是非やってみたいと」とマコト

(「私のことも・・・再開発しておくんなまし・・・)
マコトを見つめながらホタルは心で呟く


「自信はどうだ?OLの話題になるような新しい店を作る自信はあるか?」高野が聞くと
「手島さんなら、大丈夫だと思います!」と思わず言い切るホタル

(あ、言っちゃった!こんなこと言っちゃった!)

勢いでついつい・・・と、パート1では、結構猪突猛進な面もあるのね


マコトがやりきるという姿勢を感じた高野はOKを出した

かくして、優華も手伝いを立候補し 『朝倉屋』 リノベーションは実行されることとなりました
早速現地まで二人揃ってお出かけな優華とマコト
そんな二人を見つめるホタル・・・若い女の子だね~目が肉食系の視線を送ってる

(あの二人、やっぱりあの夜・・・)
優華が言った、「こういう時、はっきり言った方がいいですよね、自分の気持ち。私、マコト君のこと好きです」
の言葉を思い出した

山田姐さんに「さっきのリサーチもまとめておいてね」と言われ仕事に戻った直後携帯にメールが届いた
うんうん、マコトが携帯弄ってたぞ~

仕事の電話中、携帯を開き


『07/07/17 14:14
差出人)wave-splashooooooooo
Sub雨宮さんへ
 ありがとう・・・。
 手嶋マコト 


中を確認・・・
マコトからのメールだったのに、何も考えずに速攻で 「了解!」 と返信してるぞ~~!
これ、いつもの癖だろう・・・業務連絡の受け答え
電話が終わって、やっと意中の彼・・・マコトくんからのメールと気付いてその場で飛びのく
(手嶋マコト!・・・なぜ?なぜ私のアドレスを!?・・・調べたのね。私のメールアドレスを!
必死の思いで調べてくれたのね! あぁ・・・)

と感激するところへ美奈子(浅見れいな)がメールリストを持ってきた
社員メール連絡先のリストが既に配られてたのか(≧∇≦)ノ彡 バンバン!

「あぁ・・そういうこと」ガッカリするホタルだけど、知った事で、わざわざメールくれる事は感激する所だろ?

(でも・・・“ありがとう・・・”わざわざメールするほど、私に感謝している・・・。・・・何を?やっぱ、あれか?)
さっき、「手嶋さんなら大丈夫」だと応援したことか?
(それとも・・・これ?・・・・は!?)
マコトにキスされたことを思い浮かべるホタル
(それとも、単なる、ありがとう)
赤い飴玉にアリが10匹集っている映像を思い浮かべるホタル・・・
(うぅー、わからなーーい!)
頭を抱えるホタル・・・・アリの発想は、見てる私も判らないよ


そこへ山田姐さんたちがやって来てメールを見て悶えるホタルに
「恋愛系?仕事系?」と聞かれた
「え?仕事と恋愛と使い分けるんですか?」後輩たちが聞くと
「当然よぉ~!干物女じゃあるまいし~」
山田姐さんの言葉に焦りながらホタルも先輩風を吹かせるように「当然よ~」と口調を真似する
「相手によって、着信音も変えたりしてね」と山田姐さん
「そう!変えたりねぇ!」とホタル
「気になる彼のメールには、絵文字をたっ~ぷり使ったり?」と後輩
「そうそう!絵文字たっぷり!」と判ってないホタルは又話を合わせる
「たっぷり使いすぎると、バカっぽいからやめなさい」と山田姐さんがそこで遮った
「やめなさい」ホタルが合わせる・・・聞いてる後輩、疑惑湧かないか?
「じゃあ、気になる彼からのメールにはどうやって返信を?」と後輩
「決まってるじゃない!」と山田姐さん
「決まってるわよ」と全く判ってないホタルが同調
「疑問系で返すのよ」と山田姐さん
「疑問系?」と後輩たち
「疑問系!?」と流石にホタルも判らない顔でマジマジ山田姐さんのほうを見返す
「問いかけのメールを返して、返事が来るように仕向けるの。

メールは、お互いの関係を深~くするには大切なツールよ~
何も考えないで、即効返信するようでは、女として、問・題・外!」
「なるほど!」と後輩たち
またそこで、焦りを隠し話を合わせ相槌を打つホタル

・・・問題外をやっちまったホタル(-。-;)アラアラ


高野家の縁側では、
「問題外だ~~っ!!
うう・・・せっかくメールが来たのに、自衛隊みたいな返事しちゃったよぉ~~!!わぁ~~ん
ううう~~!!!どうしよ~、どうしよ~、どうしよ~・・・」
その場に寝転がって首をふりふり足をバタバタさせて叫んでいたホタル

どうしよ~ぶちょおおおーー!とも叫んでいるぞ

そんな様子を自室の窓から目に入れつつ、ラジオで関東に台風直撃ニュースを聞きながら
高野は携帯で誰かに電話をするも、電波の届かないか電源入ってないというアナウンスが流れる

一応落ち着いたホタルは、ムックリ起きてビールを飲む事にする
いただきマンボウと一口飲んだホタルの前に、雨ガッパを着た高野が現れた

「大雨洪水注意報だ、雨漏りの補修をするぞ、手伝え」
その姿に驚いたホタルは、そのままビールを高野の顔に吹き出した
あらーー!!!顔にビール掛けは、この時もあったのね!
だって、おかしいもの!(≧∇≦)ノ彡 バンバン!

「雨宮ぁ゛ぁ゛ぁ゛ーーーーっ!!」
「すみませ~~~ん!!」


ずっと昔
遠い夏の記憶
幼かった私の手の中にいた、小さなホタル
今にも消えてしまいそうな、小さなヒカリ


ホタルが雨戸に板を打ち付ける様子を見ながら
「そこ!・・・曲がってる!」と縁側で腕組みをして威張ってる高野
「はっ!!」いえっさーで、釘を引っこ抜きやり直す
「四角そろえて!」
「はっ!!」
「しっかり打っておけ」
「はっ!!」
高野にメールが届いたのでチェックしていると
「・・・・・・・ていうか、どこが暴風雨なの?全然降ってきてないし、 大体、何でこんな大げさなこと」
「週間天気予報によると、今週は台風が来るらしい」
「だったら台風が来てからでいいじゃないですか」
「私は万全なる準備を持って台風に挑みたい」
「だったら部長がやって下さいよ」と金槌を差し出す
「えーーーっ、金槌って重いんだもん」お!でた、〔もん〕攻め
「部長の方が力あるんだから、はい!」金槌を渡す
「重い~」
「平気平気!今のって、メールですか?」
「ああ」
「・・・仕事系?恋愛系?」あら?どっかで聞いたような・・・
「は!?」
「え?やだ、使い分けてないんですか?メールは、互いの関係を深めるための、大事なツールですよ!
知らないのぉー?
気になる相手からメールが来ると、疑問系を使ったりして、ちゃんと使いこなさなきゃ!」

おいおい、君はこなせてないだろ?
「何だ?疑問系って」
「だから、気にある相手からメールが来るとするでしょ?」
「ああ」
「そしたら返信は、わざと問いかけの文章にするんです。向こうがもう1度、返事をせざるを得ないように」

山田姐さんの受け売り・・・
「例えば?」
「例えば・・・・今何時、とか。すると、向こうは返事を返さざるを得ないでしょ?8時だよって」はぁ~~???
「・・・で?」
「で?」
「で、何?」
「で・・・?・・・で・・互いの関係が深まるんです」深まらん・・・
「時間を聞いて?今何時?8時だよ・・・・で?深まるのか!?」せめて“全員集合!”とギャグを飛ばして和めよ
「もう!例えばですよ!例えば!みんなはもっと洒落た言葉を切り替えしていると思いますけど、
私はわかんないから!わからなくて困ってるから!これ以上聞かないでっ!!」自分から言い出しといて・・・
「そうか、気になる彼からメールが来たのか!」おお!言い当てられたぞ
「・・・何でわかるの!?」
「今わからなくて困ってると」
「・・・」
「久し振りに恋に落ちると、いろいろ大変だな」
「・・・いいんです。久し振りに恋に落ちて、気になる相手からメールが来て、私は、幸せでした。
もういいんです。終わったんです」
「・・・・早かったな」
「苦しかったぁ・・・」
思いにふけるホタルのところへ雨が降ってきた
「あ、雨!」
「来た!」
「あっ、急がなきゃ!!」


一方・・・社内では、大雨が降ってきて、皆は帰り始めたがマコトが残って一生懸命取り組んでいるため、
優華は帰るのをやめて手伝うことにし『朝倉屋』の参考になる資料をPCで探し始めた


高野家では、暴風雨と格闘中・・・
傘を手に雨戸を入れようとするホタル
「早く!、早く入れろ!」
「だって・・前が・・前が見えませ~ん」
「傘を閉じろ!雨ガッパを着ろ!」
「そんな変な格好出来ませ~~ん」
「なんだと~!」
「うわぁ~!」強風で雨戸ごと倒れるホタル

「あっ!」反応する高野


社内のお二人は、「あれから、上手くいった?」と優華がマコトに聞いた
「オープニングパーティーの前日に突然キスしちゃって、

どうしていいかわからない、嫌われたかもしれないって言ってたじゃない?
あれからその人と話出来た?」

キスの話までしたのかよ・・・((゚m゚;)

それでも、ステキ女子・優華は、冷静に聞き分けていたの???相当強い女じゃない?

好きな相手が、そんな生々しい行為を?・・・映像浮かんで冷静じゃいられんけどなぁ・・・

好きな相手に好きな人が居ただけで、ノックアウト状態なのに、その上を行く訳ね

では、えっちしました・・・結ばれましたって話を聞いても平気なのか?\(゜□゜)/

平気じゃないけど、好きな人だから理解してあげようって言う愛情なのね?


ちゃんと話した方がいいと優華がアドバイスしたのだが、例の「了解!」というそっけない返事だったため
ああいうのが大人の対応なのかとマコトは言った、だから声もかけらない
マコトの相手は年上と判り「そっか、大人の女性なんだ。きっと素敵な人なんだろうなぁ~」

干物女とは、よもや思わないだろう優華


高野家では、嵐の中、雨戸の下敷きになったホタルがもがいてた
「部長~!助けて~~!!」
「雨ガッパを笑った者には、カッパの報いが!」
「許して!ナイス雨ガッパ!ビバ雨ガッパ!
あっ!!行かないで~~!!ぶちょおおおーーーっ!!」

もぉ~~可愛すぎるぞ、はるかちゃん!ヽ(゚◇゚ )ノ


社内では、優華が相手が年上でも臆する事無く、立ち向かえと励ます
「今は仕事です。自分のやるべき仕事を、一生懸命やるだけです」
優華は、そんなマコトを応援することにした
お茶を淹れに立った優華のところに要がやってきて、

マコトを応援する話を聞いているうちに優華はマコトが好きだと悟る
要は、優華が好きなんだろうね



レストランで昼食をとる高野と二ツ木(安田顕)と要
「メールしたんだよ。引っ越祝いの、パーティーしに行っていいって」

ってこのネットリと絡みつく二ツ木は・・・高野が好きなのね
「ちゃんと返信したろ」と高野
「ありゃないよ。“ダメ”の二文字だもん。もう少しさ、理由つけて返信してよ。絵文字とか、ハートマークとか」
絵文字にハートマークなんてありえないだろ!(≧∇≦)ノ彡 バンバン!
「何でお前に・・・」
「で、いつだったらいいの?」
「何が?」
「引っ越祝いのパーティーだよ」しつこい!
「この年でパーティーもクソもあるか」
「寂しいんだよ!俺も、女房に逃げられて一人暮らしで、とっても寂しいんだよ!」

やっと本音を言ったか(≧∇≦)ノ彡 バンバン!そんなこったろうと思った
「・・・も!?今“も”って言いましたよね?部長も奥さんに逃げられたんですか?」

聞いてないようで聞いてる要が反応した
咳払いをする高野
「“も”が、好きなんだよ、俺は。何でも、もー、つけるんだもん。・・・も~」

二ツ木の苦しい誤魔化しは笑える・・・でも〔もん攻め〕は、フジッキーの方がいいよ(-。-;)
「・・・どうでもいいですけど、手嶋マコトってどうなんすかね?」
「うん?」
「若くてちょっと顔がマシなだけでずいぶんチヤホヤされ過ぎてません?」
「妬いてんのか?」と高野
「朝倉屋のリノベーションが成功したら、変に調子付かれそうで」
「成功するかどうかはわからないだろう」と高野
「いや、けど・・・」
「手嶋に朝倉屋を任せることにしたのは、

リノベーションってものがそう甘いものじゃないってことを知ってもらうためでもある」
一応愛のムチなのね

「この人さ、結構冷たい人間だよ。人が困ってるの見ても、知ら~ん顔してアイロンかけたりさ」
って、二ツ木ったら、高野とどんな付き合いしてたの?
「アイロン?」
「そういう日常のこまごましたことが好きなんだよ、な?女だったら・・嫁さんにしたいくらい」

っておい!(≧∇≦)ノ彡 バンバン!
「やっぱり奥さんと上手くいってないんすか?」
と要は突っ込み・・・その割にはどうでもいいと片付け、驕りを期待して「ご馳走様です!」って帰っちゃったよ~~


高野の奥さん、元マンションも引き払って携帯も番号やアドレスも変更したらしい
連絡取れなくて、と嘆いていた・・・気持ち悪がってるけど、大事な友人なんだね二ツ木って
「お前の番号もアドレスも変わってないなら、そのうちひょっこりかかってくるんじゃないか?」と慰める



マコトの提案した 『朝倉屋』 のリノベーションのラフがいくつか出来上がるが、

どっかで見たデザインだとかでパッとしない
それを見た高野は、
「大口叩いてた割には、大した事無いな。これじゃ単なるリフォームじゃないか。
上辺だけ取り繕っても客足は続かないぞ。根本的に見直せ」と厳しく言い放った
ラフをゴミ箱へ捨て落ち込むマコト


ホタルは、マコトの為に資料作りを思いついた
部屋中に色んな資料を広げ奮闘中、帰って来た高野は驚く

二人暮らし条約の中に、仕事は持ち込まないとあったが、恋に落ちたマコトの為と見抜く高野


余談だけど、条約の中に
会社の人には二人で暮らしていることは内緒にする
は、判るけど
風呂は覗かない
って何さ!(≧∇≦)ノ彡 バンバン!

異性を感じないなら、見ても平気なんじゃ・・・?


「ふーん、手嶋の為か」
「・・・違いますよ。違いますからね!私が恋に落ちた相手は、手嶋さんじゃないですからね!」焦る・・・
「・・・ふーん、手嶋か」ニヤニヤニヤ・・・
「だから違います・・だあ~~っ!も~~!」動揺して切り抜き資料を破く

ホタルが必死に集めてる資料は、店の手本になる参考例ではなかった
リノベーションして成功したお店ではなく上手くいかなかったケースの方を集めていた
成功例だけに目を向けるのではなく、失敗例も参考にした方がいいと
「ほら、人は、失敗から何かを学ぶって言うじゃないですか」目のつけどころがいいね!
「人生に失敗してる、君ならではの発想だな」
「え!?私って、人生に失敗してるんですか!?」
「女としての人生は成功してるとは言えんだろ」
「あ~・・・」といいつつ高野の食事に手を伸ばそうとするホタル
その手を箸で食い止める高野・・・漫才か!(≧∇≦)ノ彡 バンバン!
「いいんじゃないか?失敗例を集めてまとめるっていうのは悪くない。手嶋にはいい参考資料になるだろう」
「そうですか!?」
「これをきっかけに、手嶋との仲も深まるかもしれないしな」
「うっそー!」
張り切るホタルは、大はしゃぎ
「あの、もう一回言ってくれます?」
「え?」
「嬉しかったので、もう一回、言って下さい!」
「人生に失敗している君ならではの発想だな」わざと焦らしてない???
「それじゃなくって・・・」
「今週台風が来る?」わざと焦らしてない???
「そうじゃなくって」モジモジモジ・・・
「これをきっかけに、君と手嶋との関係も深まるかもしれないしな」
「ラッシャー板前!!よし!」
ハイテンションのホタルは、一生懸命資料を作っていくのであった


高野はアイロンをかけながら、ホタルの一途な姿を見つめていた
これ・・・世の殿方が傍で見てたら、マコトにホタルを渡したくないって思わないかい?

朝、目覚ました高野は、携帯をチェックするもメールは来ていない
そんなに奥さんが気になるのか


和室居間では、ホタルがまだ資料を作っていた。どうやら徹夜だったのね
その顔は幸せいっぱい・・・


アタシもそういう時があったわね・・・(〃∇〃)
好きな人のために、勝手に興奮して、朝までかかって
大した技も持ってないのに、やりきって・・・想いは届かなくて
結局自己満足だったのかな?と終わってしまった・・・過去
あらら、暗い話(>_<)


も・・もどそう、話を(><;)


『失敗は成功のもと 
「朝倉屋」リノベーション資料』

ファイルにそう書かれた紙を貼り付け
「出来たー!!」とファイルを掲げる
「あ~~!よかったぁ~」
嬉しそうに資料を抱きしめるホタル
その幸せな笑顔に、高野も思わず微笑んだ


なあ、なあ・・・

はるかちゃんのこういう可愛い姿・・・

惚れない男は少ないだろう


で、出勤しても、折角作った資料を、ホタルは中々マコトに渡そうとしない
自分の仕事が立込んで・・・というのを言い訳に、そちら優先にして


一番したかった事を

後回しにする感情
怖いんだよね・・・

自分と重なるわね・・・ホタルの行動(ノ_-。)


高野も気になりホタルを心配そうに見つめる
そこへ、優華が会社に泊まりこんで煮詰まってるマコトを一度家に帰して休ませた方がいいと申し出てきた
本人も意地張って休もうとしないから、部長に許可させて帰らせる


ホタルは相変わらず、資料を持っていこうとしていなかった。
目の前に居るマコトに全く資料を渡さない事に腹を立てる高野・・・これホタルを認めてるよね

高野家に帰宅した高野が怒鳴った
「何考えてんだ!!」
「うん?」縁側に寝転がり漫画を呑気にを読むホタル
「手嶋に渡すんじゃなかったのか?失敗例まとめて集めた資料!会社に持ってったろ!?」
「持って行きました」
「持ってってなぜ渡さない!?どこやった?」
「どっかその辺」
「どっかその辺?」
漫画雑誌が散らばってる中から資料を見つけ拾い上げた高野
「あんなに一生懸命作ったのに・・・」

あんな姿を傍で見せ付けられたら、誰だって心動くし・・・マコトに見せたいよね、ホタルの健気な姿を(ノ_-。)
「ほんとですよねぇ・・・」
「人事かよ、なぜ渡さない!」
「人生・・ままならないっつーか」
「なるよ!ままになるよ!“はい”って渡せばいいだけだろ、“はい”って!」高野がジリジリするの判る~~~!!!
「気になる相手には疑問系じゃないと・・・」
「それはメールだろ」
「だって・・・どうやって渡していいかわかんなかったんですぅ。渡そう渡そうと思っているうちに、
いつの間にか太陽は沈んでいきました!
これからは私のことを、アホ宮って呼んでください」
「アホ宮!!」
「!!えっ・・うわ~~んひどい~~~~い」
泣き出すホタルに呆れた高野


自室に入った高野に「アホ宮ですけど・・・」とホタルがやって来て
「今夜あたり、台風直撃だそうです。非常食の用意をしておきました」
ホタルはそう言ってペットボトルの水を差し出す
「そうか」と高野がそれを受け取ると、戻っていくホタルに
「明日は渡せよ、アホ宮」と声をかけた
「・・・はい」
「手嶋に直接渡すのが、君にとってそんなに高いハードルなら、
朝早く行って、手嶋が来る前に、手嶋のデスクに置いておけばいい」
「・・・は」
「手紙でも添えてな」
「手紙!?」
「嫌?じゃあ、あれだ。メールならいいだろ。前もってメールでも送っとけば、アホ宮からだってわかるだろう」


ホタルの部屋では、マコト宛にメールと格闘中!
携帯のメール作成画面を見つめたまま動けない
「・・・ハッ!ハァ・・。ハッ・・・仕事系でいこう、仕事系で!よし!」
「アホ宮です。・・・・・違う!」 
「雨宮です」と表題を打ち
本文に「参考資料まとめました。良かったら見て下さい。」と入れる
そして送信ボタンに左手親指を置いた・・・が、ボタンを押す力が入らず、
その上に右手親指を重ね・・・目を閉じて送信!

ふ~~!!!見てる方も、ドキドキだァ~~


マコトは、他のパン屋をリサーチしていた所に、ホタルからのメールが届く


浮かれモードのホタルは高野に報告・・・可愛いわね
「打ちました!打ちました!打ちました!!メール今打ちました!!
いやー、やってみると、意外と軽いものですね~!1メートル、いや、30センチぐらいのハードルでした」
ハイテンションのホタルを尻目に黙って料理の準備している高野
「軽いもんでしたよ!ピョンなんてピョンなんて、ピョンピョンなんて!ウフフッ!」大はしゃぎのホタル
「あ!ワインっすか?いいっすね!私も飲んでいいっすか!?」
「冷蔵庫にあったチーズがないんだが。フランス産の、コーヌ・ド・ポール・オーブリー」
「コールドプロ??」
「100グラム1680円もする、超高級品」
「1680円!?だから私の口に合わなかったんだ!」
「貴様!!やっぱり食ったんだな!!」
「腐ってんのかと思ったよ。」
「どの口が言う!この口か!この口か!!」
両手で蛍の頬を引っ張る高野。
「おおお~いだい・・むぐぐぐ・・・うう・・痛い~!!」
「貴様!!」
「バカー!やめろ!このやろう~~!!」
な~~んてやってるから、携帯部屋においたままでマコトからの着信に気付かないホタル

腹を立てた高野は、冷蔵庫の真ん中に境界線のテープを貼ることに
高野がメジャーで計って、ホタルがテーピング
「次!テーブル」メジャーで真ん中位置を計る高野
「ここだ!ここが真ん中だ。互いの領域に侵入しないよう、しっかり貼っておけ」
「はい」と返事したホタルだが、こっそり見てない隙に自分の場所を広めにテープを貼り付けるオバカ・・・
高野から携帯が鳴ってることを指摘されたホタルは、部屋に戻り
自分の携帯が着信ランプが点滅していることに気付く


Sub雨宮さんへ
今から取りに伺います

 手嶋マコト


「はぁ~!!」メールを見て驚いた
雷鳴が起きた

あまりの衝撃に床を這って出て来たホタル・・・匍匐前進
「あ・・・ぶちょお~」
「ヘビ女!?」
「あまりのことに、腰が抜けてしまいました。手嶋マコトが、こちらに向かってます」
「え!?」
「今から取りに来るって・・・」
「今から!?」
「いきなり標高5000メートルのエベレストが私の目の前に!!」
「エベレストは8848メートルだ!」
「飛べません!そんな高いハードル飛べませ~~ん!!」
「落ち着け!落ち着けって。いいか。な、取りに来るだけだろう?玄関先でニコっと笑って渡せば済む。
すぐに追い返すのが何だったら、近くのカフェでお茶でもすればいい」
「近くのカフェ?」
「ああ」ニッコリ笑うその時、外はカミナリで台風接近中だった
「・・・台風の中・・・お茶・・ですか?」
「・・とにかく中には入れるな。一緒に暮らしていることがバレたら、立場上こっちだって困る。

玄関で食い止めろ!」
「はい!!ラッシャー板前!!」
なんとか起き上がったホタルは
「では、部長は玄関を片付けて下さい」と高野に指示
「え!?」
「私の傘とか靴が出しっぱなしです。部長の靴だってあるでしょう。綺麗に片付けて!雑巾がけもサッとして!
あればお花もさりげなく飾って!」・・・この際、彼是求めてない?(≧▽≦)
「あ、君はどこに!?」
「着替えてきます!こんな格好じゃ男の人の前に出られませんから!」
絶句の高野


ホタルの部屋では
「こういう時は・・さりげなく自然に・・オシャレにいくぜ!」
必死に洋服を選んでいた

マコトがタクシーを降りて。メモを頼りに雨宮の家を探して歩いた・・・

この嵐の中を?ちょっと無理~だけどドラマだから(*゜▽゜ノノ゛☆


玄関を綺麗に掃除し終えた高野は、着替えて出て来たホタルに唖然とする
「アホ宮・・・」
どういう意図で手に入れたか不明な派手ワンピースに、花の付いた麦わら帽子姿のホタルが目に飛び込む
「ぶちょお~・・・」
「何てカッコしてんだ・・」
「何着ようか迷っているうちに・・こんなことに~~」
「君は・・・心底アホだな」
「私も・・そう思います」
「信じられない格好してるぞ!君」
「私もそう思います・・」
「付き合いきれんな」
「電話します!電話して来るなって言います!」
「今更遅いだろ。それにそんな断りの電話上手く言えるのか?会社で資料渡すことすら、出来なかった君が」
「・・・」
「とりあえず、玄関は私が住んでいる形跡は消しさった。あとは知るか!勝手にしろ!」
高野はそう言い部屋の奥へ入ってしまった
取り残されうなだれるホタル、ガックシ

料理の続きを再開の高野

肩を落とし立ち尽くすホタルは、携帯を見つめる
マコトは、ドンドン近づいている

高野は、ふと、部屋に置かれたホタルの資料が目を留まった
仕上げた時の蛍の幸せそうな笑顔が浮かぶ
「できた~~!あ~~よかったぁ~!」と素直に喜ぶ可愛いホタルの姿を


「居留守・・・そうだ!居留守を使えばいいんだ!!明かり!家の明かり消さなきゃ」ホタルがふと思いついた
玄関の電気を消してふすまを開けると、高野が再び雨ガッパ姿をしていた
「部長?」
「10分経って戻ってこなかったら、ニアミスしたと思え」
「・・・え?」
「イチかバチかごまかしてくる」
「部長・・・」
「任しとけ!!」おおお!なんていい男!!

大雨に濡れても大丈夫なように、ビニール袋に包んだ資料を手に出かける高野

「ぶちょおーーーー!」ホタルは、感激で泣きそう~高野を見送った

ここでマコトと遭遇しないと、ドラマに成らないから、会う事が出来た高野
途中、ポリバケツやらのゴミ箱が飛んできたりと、スタッフの演出もクサイクサイ・・・

マコトを見つけ、
「手嶋?手嶋~!手嶋じゃないか。偶然だな、どうした?」

と声をかける高野・・・ワザとらしいけど・・・どらまどらま
「部長・・・」この大雨でも大して濡れずにイケメンを保持なマコトが答える
「私は雨宮から参考資料を作ったとメールを貰ってな」
「部長もですか!」
「今受け取ってきたところだ。君に渡そうと思って。
まあ、どこまで参考になるかわからんが、これで気持ちを切り替えられるかもしれない」
おお!会社で厳しい面持ちも、この嵐の大雨に吹き飛ばされたかすっかり、優しく親身な熱血部長
「すみません!ありがとうございます!」
「礼を言うならデザインを完成させてからにしろ」
高野が笑顔のまま、そう言ってさっさと戻るように促す・・・
「はい!」
「わかったら、さっさと帰れ。帰って、仕事しろ!!」中々動かないから、つい帰れといったのか?
「はい!!」
マコトが笑顔で帰っていく・・・まさかホタルにも逢いに行こうとしてないよね?

社に戻ったマコトは、ホタルの資料に微笑みながら見ていた
そしてデザインを進ませていった


失敗から学ぶべし!という丁寧に綴られた注意書きが心に真っ直ぐ刺さっていく
こういうのって、良い例を上げられるより、効くよね?


賞賛されて

褒められる事より

心に響くよね?


高野家では、縁側に腰掛ける高野に、ホタルはビールを持ってきた
「ご迷惑、おかけしました。本当に・・すいませんでした」
「料理が下手でさ」
「え?」
「別居中の妻。それでも、結婚してすぐの頃、張り切って弁当作ってくれた。
君みたいに徹夜とまではいかないが、一生懸命作ってて」
「愛妻弁当ですね!美味しかったでしょう?」
「食べなかった」
「え!?」
「仕事が忙しかったし、その頃、昼飯はたいがいクライアントと一緒で、弁当持ってかなかった」
「・・・」
「一生懸命作ったこと知ってたのに・・・あまりいい夫じゃなかった」
ホタルが資料を完成した時、嬉しそうな顔を見て、高野は妻の顔を重ね合わせてたのか
「・・・人は、変われますよね?あまり、いい夫じゃなかった部長と、
恋愛から、ずっと遠ざかっていた干物女。変わること、出来ますよね?」

高野を見つめながらホタルは声をかける
庭に遊びに来ていたネコの相手をしていた高野は、振り返ると
「君は・・・」いい雰囲気・・・と思った
「はい」微笑むホタル








次の瞬間・・・・







無理。
一生無理!
死ぬまで無理!
いや死んでも無理!
生まれ変わっても無理
絶対!無理!
未来永劫、君は干物女だ

そういうと、奥の部屋に入ってしまった
余りの言葉に絶句のホタルは、足をバタバタさせる



ぶちょおおおーそこまで言わなくても・・・・(;´Д`)ノヒドイヨ

でも、ホタルは直ぐに這い上がる子なのさ



社内で机に突っ伏し寝をするマコトの傍に優華がやって来た
デサインの仕上がりぶりに目を輝かせる

要は、優華にマコトとの恋の応援すると言った
しかも、命がけでって言い出してたぞ!
こういうのって・・・彼女の事が好きなんだって視聴者にはバレバレだ


縁側で携帯を開くホタルは、さっきの部長の言葉に刺激されたのか
新規メール作成画面に向かい
(私だって・・・私だって・・・女だぜ・・・)
心で呟きながらマコト宛にメールを打ち、また両親指で送信ボタンを押す


翌朝、高野が洗面所にあったゴミ箱に、ホタルの携帯が捨ててあったのを発見

その携帯を手にホタルの部屋に向かうと、部屋の中から
「う~~~~~~」ホタルのうめき声が聞こえてきた
「入るぞ~。・・・どうした?大丈夫か?」
被っているタオルケットをめくると、泣きべそ顔のホタルが起きた
その顔を真似してみる高野・・・変顔対決か?
ますます泣き顔になる蛍・・・だから対決?
それも真似する高野・・・負けたくないのかい?

「うう!・・・う~~・・・」枕に顔を突っ伏して泣き出すホタル
「何なんだよ」
「私・・・取り返しの付かないことをしていまいました・・・昨夜、勢いで・・・つい・・・メールをー!!」
「メール?」
「部長!!送ったメールを取り戻す方法ご存知ないですか!?どうにかして下さい!!」取り乱すホタル
「何言ってんだ?」
「私・・・私・・・」

目を覚ましたマコトが、メールの着信に気付き、その内容に驚く


『2007/7/19 22:33
From雨宮蛍
Subデザインは・・・
 
進んでますか
大丈夫ですか
私は・・・
私は・・・
あなたに逢いたいです
 (*^O^*)
ドキドキホタルドキドキ


こりゃ~喜びでいっぱいじゃないの?マコトくん

なのに、マコトの心意を知らないホタル


「怖くて怖くて、会社にいけません!!うわ~~~ん~~」
再び枕に顔を突っ伏し泣き出すホタル
高野は、呆れてホタルの背中に携帯を置き、部屋を出ていく
普通の女の子なら、前進に前向きにワクワクドキドキなんだけどさ・・・

背中に乗ってる携帯が鳴りそれに気付いたホタル
「・・・ぶ、ぶちょおおおーーーーっ!!」


恋に臆病になるもんだね・・・
何年も、恋心から遠ざかるとさ(_ _。)

怖くて怖くて・・・は、判るなぁ~~

でも、素直に好きだという意思表示は、伝えるべきなんだよね
言ってもいい相手じゃない?

別に、不倫に繋がるわけじゃないんだし
既に恋人が居る相手じゃないなら・・・そんなにハードル高くないじゃん