https://hochi.news/articles/20200409-OHT1T50045.html

ｆｌｕｍｐｏｏｌ新アルバム、１２年前の“丸出し”からお尻修正

「Ｕｎｒｅａｌ」からインスパイアを受けた新アルバム「Ｒｅａｌ」のジャケット

　４人組バンド・ｆｌｕｍｐｏｏｌ（フランプール）の新アルバム「Ｒｅａｌ」（５月２０日発売）のジャケット写真が、デビューミニアルバム「Ｕｎｒｅａｌ」（０８年）からインスパイアを受けて制作されたことが８日、分かった。

　ボーカル山村隆太（３５）の歌唱時機能性発声障害のため、１７年１２月から１９年１月までバンド活動を休止。“新たな一歩”となる４年ぶりの新アルバムは「様々な挫折、葛藤を経験したバンドの『等身大の生き方』を詰め込んだ作品」をコンセプトに制作された。

４人が裸で並ぶジャケ写が話題を呼んだ「Ｕｎｒｅａｌ」。今作のタイトルが「Ｒｅａｌ」に決まり、現在のバンドの“リアル”を表現しようと、１２年前と同じスタジオ、カメラマン、構図で撮影された。

　お尻の部分は黒く塗りつぶされたが、山村は「互いの体に刻まれた傷痕（＝しみ、そばかす）や、家族、親戚に恥ずかしい思いをさせないという世間体への気遣い（＝心配）、裸に対するコンプライアンスの変化などを踏まえ、若干の修正（＝落書き）も行いました」と説明。「リアルな事情もたくさん詰まったジャケット（笑い）。でも、アルバムは最高最大の自信作」とコメントした。

　

　◆公式ＹｏｕＴｕｂｅで特別企画「ｆｌｕｍｐｏｏｌ　ａｔ　ｈｏｍｅ」スタート

　新型コロナウイルス感染拡大を受け、外出自粛が叫ばれる中、自宅で楽しむことができ、音楽で胸を躍るような体験を提供しようと、ｆｌｕｍｐｏｏｌは１０日から公式ＹｏｕＴｕｂｅで特別企画「ｆｌｕｍｐｏｏｌ　ａｔ　ｈｏｍｅ」をスタートさせる。毎週末と祝日に、過去のライブ映像や「Ｒｅａｌ」にまつわるスペシャル動画を随時配信していく。同アルバムには活動再開後の第一弾シングル「ＨＥＬＰ」、日本テレビ系連続ドラマ「知らなくていいコト」の主題歌「素晴らしき嘘」などが収録される。