漠然とした危機感を感じ、ともかく病院へ行かなければ!!と思ったものの、
とても自力では無理(病院まで1時間30分です)
同居の義母は車の運転はできないので、実家の父に連れて行ってくれないかと
お願いしたら、幸い予定なく居てくれて、すぐに送ってくれることに。
病院にTELして、主治医は不在だったのですが、「すぐにカモン!!」
と言われたので、急ぐことに。(※実際には「カモン!!」とは言われてません)
病院に着き、なんとなく知っている先生に診察してもらい、
■食べたものが、人工肛門からストーマパウチにほとんど排便されていない
■お腹が張っている
■旧肛門の方に、頻回(数分おき)に便意を感じて、きばるけど粘液がでない
■すごく尿意を感じるのに、時間をかけてちょろちょろしかでない
■吐き気は、さっき吐いてからはない
などと、訴えると、まあおそらくイレウス??ともかくまずCTしてみましょ
との事で、CT撮影を。
(その間も、何度も便意&尿意を感じトイレに)
数分後、CTの画像を診てもらったところ、
①人工肛門の肛門出口の少し上に、便が固まっている→これの為、パウチに排出されてなかった?
②旧肛門の腸が、肛門から入って5センチくらいのところが、腸が完全に閉塞していて、
そこに腸液や粘液がたまり、パンパンに風船状に膨らんでいる。
風船状にふくらんだ腸(10センチくらい)が膀胱や子宮を圧迫している。
そのため、尿意を感じるのに尿が出なかったり、
また便意を感じるのに、出口が閉塞しているので出なかったり、
風船状にふくらんでいる腸なので、座ったときなどに圧迫感を感じるのだろう
とのこと。
ひえ~っ!!なんとかしてくださいーー(/TДT)/
とりあえず、①のほうはその場で浣腸をしてもらい、カンタンに解決。
②よ!! 厄介やわ・・
内視鏡で診ながら、ふさがっている腸に穴を開け、奥の貯まっている粘液をすくいだしてもらいました。
と一行で書くと、カンタンですが
狭窄した腸には、普通サイズの大腸用内視鏡は入らなかったり、
腸に穴を開けるのも、だいたいのここかな?という感覚で開けるので、
万が一「失敗」もありと聞かされたり(こわいやん!!)、
でも同意書にはサインしないと、ほかに方法ないしー(T_T)
そんで、また塞がらないようにバルーンで拡張もしてもらって、
それがイタイイタイ!(あまりに痛がるので、途中で麻酔をしてくださいました)
すべての処置が終わったあと、まるで落ち武者のような私がそこにいました。
でも、風船のように膨らんでいた腸は、中に貯まっていたものを抜いて下さったので
普通に戻り、圧迫感や尿意は嘘のように消えました。
よかったーー
来週、また塞がらないように、さらにバルーンで拡張してもらいに行く予定です。