それからというものの
いろんな雑誌に載ったり
表紙飾らせて貰ったりしても
一切言わなかった。
私が見せたいものは違う。
それに近付きたくてひたすら頑張った。
だけど花は咲かなかった。
何度もくじけた。
何度も何度もなんでこんな夢を
持ってしまったんだろう
ってひたすら自分を責めた事もあった
誰にも相談できなくて
どうする事もできなくて
悔しかった。
留学もしたいしもう潮時だな
って自分に言い聞かせてた
留学っていう理由のせいにして
自分を隠してたんだと思う
でも心の底の本当の気持ちは
「こんな辛い思いするなら辞める」
きっとこれだったはず。
活動休止してからタイでは
本当に未練タラタラだった。
もうちょっとやってれば
売れてたのかもしれないとか
後悔してた。
で、もう戻らないって思ってたのに
戻って来ちゃってた。
なんだかんだ私を引き止める理由って
みんななんだよ
みんなの笑顔が見たかった。
ままにもう一度やりたいって
相談した時止めずに
「自分のやりたいようにやりなさい」
って背中を押してくれたこと感謝でしかない。
それから再デビューして
時が凄く早く過ぎた
もう1年も経つんだよ？
早すぎるよ。
でも内容は濃かった。
濃すぎて忘れちゃうくらい
いろんな心境変化があった。
再デビューしてから
これでいいのかな？って常に思ってた。
今年の7月頃かな？
切羽詰りすぎて
初めてどうしていいかわからなくて
ままの前で泣いた。
1週間ぐらい大月あくあって事を
思い出しては泣いてた。
なんであの時そんなに悲しかったのか
正直覚えてないの。
きっとままも困ってたんだろうな、
私が好きだった物とかを
毎日買ってきてくれたり
仕事も全部休みにして
付きっ切りで慰めてくれてたりしてた
そこでわかった。
居心地がいいからってずっとここに
居座ってるわけにはいかない。
自分のやりたい事は違うって
1週間泣いて気付いた。
でも私は何がしたいんだろうって
その答えが企業する事だった。
今までとは全く違って
漠然とした夢だけど
お父さんやお母さんみたいに
ばりばり働く人たちに
なりたかった。
ここでもお母さんは
背中を押してくれた。